四国銀行からは54年ぶりのプロ野球選手となった川田悠慎選手。その素顔に迫りました。

埼玉西武ライオンズから6位指名を受けたドラフト会議から1週間が経った10月30日。
南国市の四国銀行野球部のグラウンドには、いつもと変わらず練習に励む川田選手の姿がありました。

この日は社会人野球の日本選手権に向けて軽めの練習メニューで、バッティングや守備の動きを確認していました。

■川田選手
「選手権に向けては仕上がってきている。チームの雰囲気は最高かなと、あの顔見てもらったらわかる。」

宿毛市出身の川田選手は、小学2年生のころに野球を始めました。中村中学から高知高校へ進学。選手として甲子園出場は果たせなかったものの主将としてチームをけん引してきました。その後、京都産業大学を経て2024年に四国銀行に入行。銀行員として働きながらプロ野球選手を目指してきました。

川田選手がドラフト指名を受けたことについてチームメイトは。

■先輩選手
「純粋に僕たちも身近な選手がドラフトにかかってくれると嬉しいし、銀行としては寂しいがそれでもそういう姿を見て四国銀行の野球部を知ってもらえる機会になるので本当によかったなと思う」
「まだ2年目だがチームの中心的な存在で声もしっかり出してくれるのでリーダーシップを出してやってくれている」

川田選手の武器は50メートル5秒7という俊足です。プロの世界で生き抜くために自分の武器を日々磨いています。

■川田選手
「不安な部分とかは無いが、本当にシビアな世界なので自分が結果を出せなかったら全てそこで職業という部分がなくなる。本当に1・2年で首を切られると思っているので本当に覚悟であったり、やらなければいけないという自覚は今もずっとあるので本当に厳しい世界だがその中で自分が活躍できるように1日1日大切にしたい」

野球部の亀岡洋介監督も川田選手の持つポテンシャルに期待を寄せています。

■亀岡監督
「ホークスの周東選手のようにどのポジションでも入れて、四国だけでなく日本が誇る韋駄天というふうな呼ばれ方ができる選手になってほしい」

プロ野球選手として生きていくために準備を進めている川田選手も今はまだ銀行員。朝の練習の後は一度自宅に戻り、スーツに着替えた川田選手は午前11時半頃高知市の大津支店に出勤。主な仕事は営業で、この日も先輩行員と連携しながら業務に取り組んでいました。

■川田選手
「2年目ということで少しずつ慣れてきて銀行という職業なので責任感があって日々ミスが許されない中やっているので野球と違った緊張感がある」
「支店の方々には支えてもらい野球がやりやすい環境を作ってくれたり仕事でもフォローしてもらったのでそのおかげでこのような結果が出たので本当に感謝している。」

銀行員として仕事をしながらプロ野球選手という夢を掴んだ川田選手。職場やチームメイトなど多くの人たちの応援を受けながらいよいよプロとしての第一歩を踏み出します。

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