パ・リーグ最強といわれながら、1960年代後半から70年代前半の日本シリーズでは巨人に負け続けた阪急。その理由を当事者が語る。

読売ジャイアンツ・読売巨人軍撮影=sirabee編集部

元阪急ブレーブスの福本豊氏と加藤英司氏が11月4日、元東京ヤクルトスワローズ・古田敦也氏のYouTube『フルタの方程式』に出演。現役時代に所属した阪急が、日本シリーズでV9時代の読売ジャイアンツに勝てなかった理由を語った。

【今回の動画】阪急が巨人に勝てなかった理由を語る

■「もう勝てんという頭が最初にあった」

発端は、加藤英司氏が「俺、日本シリーズのときに酒を飲みすぎて、移動の飛行機に間に合わなかったことがある」と告白したこと。

これに元東京ヤクルトスワローズの五十嵐亮太氏が驚き「日本シリーズでよくそれをやりましたね…。レギュラーシーズンも日本シリーズも、そんなに差がない感じだったんですか?」と質問する。

加藤氏は「ジャイアンツとやっても、ON(王貞治・長嶋茂雄)の2人がおったら、もう勝てんという頭が最初にあったもんね。 だから長嶋さんが引退してから、『これで日本一になれる』って言ったよね」と明かした。

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■福本氏も同調

話を聞いた福本氏も「(ON)は全然違ごうたわ。なんか雰囲気があった」と同調。

加藤氏は「ほんで、なんか知らんけど1番とか2番、ちょこちょこちょこちょこうるさくて。あれでかき回されたよな」と指摘する。

これに福本氏も「柴田勲さんと土井正三さんがフォアボールで出たら、ワーっと今の甲子園みたいに物凄いチャンスにされる。普通の外野フライやのに、『ワー』って言われるから、おかしなるんやね。自分たちは普段ガラガラのとこでやってるから余計やな」と語っていた。

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■ONが揃った日本シリーズで全敗

阪急は西本幸雄監督のもと、1960年代後半から黄金期を迎え、5回リーグ優勝。V9時代の巨人と対戦したが、すべて敗戦した。同監督は近鉄時代もパ・リーグを連覇したが日本一になることはできなかった。

山口高志氏が入団し、上田利治監督が指揮を執った1975年から78年まで、阪急はリーグ4連覇、日本シリーズ3連覇を達成。そのうち76年と77年は長嶋監督率いる巨人と対戦し、阪急が連覇している。

1970年代、王氏と長嶋氏は国民的ヒーローで、勝負どころで必ず結果を出していた。「ONがいる限り、戦う前から勝てないと思っていた」という福本氏と加藤氏の発言は、ONの偉大さを象徴するエピソードの1つだ。

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