今年も大きな盛り上がりを見せたドラフト会議。楽天から4位指名を受けたのが、今季「高校No. 1捕手」の呼び声も高かった大栄利哉だ。捕手以外に投手としても、打者としても早くから注目を集めた大栄だったが、ここまでの道のりは決して簡単なものではなかったという。《NumberWebレポート全2回の1回目/つづきを読む》

 会見場に主役はいないが、その場にいたおよそ30人の報道陣が沸く。

 そして、おそらくは、両親と監督の佐々木順一朗、部長の伊東美明が見守る学法石川(福島)の校舎4階の一室もシンクロするように、彼とともに運命の瞬間に歓声を上げたはずだった。

 ドラフト会議が始まって1時間半が経過しようとしていた18時24分。監督とともに会見場に現れ取材に臨んだ大栄は、顔に笑みを湛えながら喜びを発した。

「最初は驚いたんですけど、そのあとにほっとした気持ちが込み上げてきました」

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