今オフ、ポスティングでのメジャー移籍が有力と目されているヤクルトの村上宗隆。NPB球団への移籍金としては「史上最大規模」とも言われる大型契約も想定されるというが、現地メディアは日本の三冠王の価値をどう見ているのか。また、興味を持っている球団はどこなのだろうか。《NumberWebレポート全2回の1回目/つづきを読む》
日本球界を代表するスラッガー・村上宗隆がこの冬ついに海を渡る。
6月には東京ヤクルトスワローズの球団社長が移籍容認の姿勢を示し、10月にはMLB公式サイトが「今オフの目玉獲得候補」として報道。
記事ではスカウトのコメントとして「彼のパワーは本物であり、メジャーでも十分に通用するだろう」と紹介されている。2022年に22歳で日本人最多となる56本塁打と三冠王を同時に成し遂げた若き大砲が、いよいよ世界最高峰の舞台に挑もうとしている。
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村上は日本プロ野球(NPB)通算892試合で246本塁打、OPS.950超。22歳で達成した三冠王は、若さと爆発力の象徴だった。
その後も安定して30本以上を打ち続け、2025年は腹斜筋の故障で出場56試合にとどまりながらも22本塁打、OPS1.043を記録。出場機会が限られても結果を残す“生粋の長距離砲”としての評価は揺るがない。
三塁手を主戦場としながら一塁手でも出場経験があり、左翼守備にも一時的に挑戦。柔軟なポジション適性を持つ点は、チーム編成の自由度を高める。守備面は平均的との評価だが、打撃優先の球団が多いメジャーでは、起用方法次第でプラスに転じる余地がある。
懸念材料となる「三振率」だが…?
一方で、近年は三振率の上昇が懸念材料だ。
2022年の20%台前半からここ3年は28~30%前後で推移している。米メディア『MLBトレードルーモアーズ』は「圧倒的なパワーポテンシャルを備えている一方で、三振率の高さは課題」と分析。さらに「守備は平均的な三塁手で、将来的には一塁に落ち着く可能性がある」と伝えており、冷静な評価を示している。

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