パCSファイナルステージ第3戦 日本ハム6―0ソフトバンク ( 2025年10月17日 みずほペイペイD )

<ソ・日>4回、野村から三振を奪い吠える伊藤(撮影・長久保 豊)
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【辻発彦 視点】日本ハム・伊藤が8回11奪三振、完璧な投球をした。切れのいい直球と精度の高い変化球。緩急も絶妙だった。栗原への攻めが素晴らしかった。初回は150キロの直球を2球続けて内角高めに突っ込んで空振り三振。3回は外角スライダーで追い込んで最後は真ん中低めにズバッと直球で見逃し三振。6回は一転して落差のある縦のスライダーで空振り三振。伊藤の攻め勝ち。最後まで的を絞らせなかった。
西武監督時代、伊藤のプロ1、2年目に対戦したが、いい球は投げるが懸命に投げるのが精いっぱい。抑えられたイメージはなかった。23年のWBC以降に急成長。球の精度も上がったがエースとしての自覚、頼りになる存在になった。この試合も1試合投げ切ってやるという心意気。初球からストライクを取って簡単に打ち取るなど長いイニングを投げる投球術が光った。若い達、福島の好投を受け、恥ずかしい投球はできないと思っていただろう。大エースの存在感を示す熱投だった。(スポニチ本紙評論家)
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