先発陣の補強に向け動いていると報じられた巨人。元監督の堀内恒夫氏は「『強化』しちゃ若いもんがいつになっても出てこれないよ」とコメントする。

読売ジャイアンツ・読売巨人軍Photo:sirabee編集部

元読売ジャイアンツ監督で野球評論家の堀内恒夫氏が14日、自身のAmeba公式ブログを更新。巨人をめぐる報道に持論をつづった。

■先発陣の補強に異論なし

今季は3位で、横浜DeNAベイスターズとのクライマックスシリーズに敗れた巨人。来季に向けた先発陣の補強で調査している選手がいるようで、一部メディアでは実名も報じられている。

堀内氏は「巨人軍の2025年シーズンが終わり早速、新聞の一面には巨人『先発補強』との見出しが。調査しているとのことで実際に選手の名前も挙がっていた。先発ピッチャーが足りないのは事実だと思う。そこに異論はない」とコメント。

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■「仕上がっている選手ばかり」では「その先がない」

一方で、「ただ足りないからと言って仕上がっている選手ばかりを集めて固めてしまってはその先がないと思うんだ」とも。

「そりゃ自前選手の成長具合で一時的な『つなぎ』が必要なときもあるさ。悪いことでなはい。でも、あくまでも『つなぎ』であってそれは『その場しのぎ』にしかならないし真の強さにはつながらないと思うんだ」と将来を見据えた育成を願う。

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■今季も見てきた「中途半端な仕上がりで…」

来週にはドラフト会議が控えている。

巨人には伸びしろのある投手が毎年入ってきてくれているはずとし、「彼らの素質を見抜きどう育てたいかのビジョンを持ち本人にも伝えしっかり育てあげる。今シーズンも中途半端な仕上がりで急きょ1軍のマウンドに上げざるを得ないピッチャーを何人も見てきた。しっかりと育て上げた自前の選手にどんどん出てきてもらいたい」と期待する。

これは投手だけの問題ではなく、「足りないところを『補強』するならまだしも足りてるところを増やして『強化』しちゃ若いもんがいつになっても出てこれないよ」と記した。

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■まずは生え抜きの育成を

ファンからは「同感です」「補強でなく強化してはダメ 心に刺さりますね」「私も生え抜き選手を育てるのが1番だと思います」との声が寄せられている。

筆者も堀内氏の意見を支持したい。恒例となっている巨人の大型補強は、生え抜きの成長の妨げになっていないだろうか。競争心を促す意味もあるかもしれないが、まずは育成に力を注いでほしいと個人的には思う。

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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)

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