選手への厳しいコメントがなにかと取り上げられる巨人・阿部慎之助監督。どの選手が最も“叱責”されたのか? 今シーズン全143試合の阿部監督の発言を検証する。【全3回の1回目/2回目へ】※コメントの引用元は全てWEB『スポーツ報知』/日付は発言日
Yahoo!やGoogleで「阿部監督」と入力すると、関連ワードには「辞任」「やめろ」などが検索候補リストに表示される(2025年10月9日現在)。阪神に独走を許し、終盤にDeNAに追い越されて2位を確保できなかった戦いぶりに腹を立てているファンがいるのだろう。
そうはいっても、昨年は優勝を果たし、今年も4番・岡本和真を3カ月以上欠きながらも、Aクラスを死守。2リーグ分立以降、巨人の歴代監督で就任1年目に優勝、2年目もAクラスは藤田元司、原辰徳に次いで3人目となる。
それなのに、なぜ批判されるのか。試合中に選手がミスをした時の表情や態度に加え、試合後に談話として報道される“苦言”が大きな要因と思われる。今季は「戦力にならない」「レベルが低い」などの発言が疑問視された。だが、阿部監督は選手を守る発言も度々してきた。
じつは多い“イメージと逆”の発言
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■4月6日 巨人 0対1 阪神(東京ドーム) ※7回無死二塁で代打・増田大輝が走者を送れず
―増田大のバント失敗も痛かった
「たられば言ってたら、俺のへたなゴルフと一緒なんだよ」
■6月20日 巨人 2対1 西武(東京ドーム) ※小林誠司の先発を決めた時期に触れ、控えに回った甲斐拓也に言及
「先週だったかな。おとといか、そのぐらいかな。みんなが甲斐をいじめるからさ。大量失点になるとかさ、そういう時もあるんだよキャッチャーは」
■7月21日 巨人 6対5 阪神(東京ドーム) ※右膝に打者のファウルを受けた甲斐が交代
「あそこね、俺も何十回と当たったことあるけど痛いのよ。野球やったことない人はあれ着けてるから痛くないだろうと言うけど、メチャクチャ痛いのよ。それを分かってあげてください」
相手の打球を受けた甲斐について、「野球やったことない人はあれ着けてるから痛くないだろうと言うけど」という前置きは余計な敵対心を煽るだけのように思われるが、いずれも選手を慮っての発言である。さらに、阿部監督は選手の気持ちを考え、報道陣に釘を刺す場面もあった。

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