選手への叱責コメントがなにかと取り上げられる巨人・阿部慎之助監督。厳しい言葉をかけられた選手の“その後”。今シーズン全143試合の阿部監督のコメントを検証する。【全3回の2回目/3回目へ】※コメントの引用元は全てWEB『スポーツ報知』/日付は発言日

 阿部慎之助監督は今季、開幕投手を任せた戸郷翔征にも叱責をしている。

戸郷を叱責…には続きがあった

■4月4日 巨人 2対7 阪神(東京ドーム) ※今季、2度目の先発も3回3失点KO

―戸郷を3回で交代の判断 

「もう、ちょっとね、いろんな勉強させてもらいましたよ。たぶん癖が全部分かっていたから。あれじゃあねバッピ(打撃投手)だよね。バッピになっちゃうから。スチールもそうだし。そういう相手の研究も大事だけど自分の研究もしてほしいなっていうね、今日はそういういい勉強になったゲームだったんじゃないかなと思います」

■4月11日 広島 12対3 巨人(マツダスタジアム) ※4回途中10失点でKO

―戸郷の球自体はどう見えた

「今日は投げっぷりは良かったかなとは思ったんですけどね、結果が伴わなかったですよね」

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―再調整の選択肢は 

「する予定。やっぱり示しつかないしね」

 エースと呼ばれた投手に対して、「バッティングピッチャー」は辛辣であり、行き過ぎのようにも感じられる。ただ、「示しつかない」というコメントの後には、二軍行きについて「絶対的なピッチャー陣のリーダーとして僕は開幕に選んだつもりなので。まあ、いい勉強になると思う」と励ましの言葉も送っている。

 叱責しても、必ず糧にしてくれると踏んでの発言だったのだろう。昨年まで3年連続12勝の戸郷は不調に陥ったものの、最終的にはチーム2位タイの8勝をマーク。本調子には至らなかったが、試行錯誤しながら、何とか勝ち星を積み重ねていった。

叱責された若手選手“3人”

 中山礼都、リチャード、泉口友汰の3選手も、前半戦、一度ずつ叱責されていた。何があったのか。

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