
宮本慎也さんがロッテ西川史礁に最大級のエール「日本を代表するスラッガーになって」
ゴールデングラブ賞10度の元ヤクルト宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が、ベテラン小島信行記者との掛け合いで展開する連載「宮本慎也 もっと野球を語ろう」。CSを逃したチームについて総括します。セ・リーグに続いて、パ・リーグ編。ロッテ、西武を振り返ります。
プロ野球2025.10.12 06:00
■今回の主なトークテーマ
投打の軸がないロッテ。ここまで頑張ったが…
西川を高評価! 打てた理由を解説します
反対に西武渡部聖が苦労した理由は…
小島今度はパ・リーグの4位から6位のチームについて、話を聞かせてください。
宮本セ・リーグの下位チームといっても、中日と広島の話はしてないじゃん。それでいいの?
小島話を広げて薄っぺらくなるより、ヤクルトに絞って話したので、中身はあったと思います。パ・リーグも1チームに絞ってもらってもいいですよ。
宮本了解しました。取りあえず小島さんの質問に答えるから、なんでも聞いて。
どうせ、面白くなりそうじゃなかったら、別の質問に変えたり、質問しなくなるでしょ(笑い)。
小島それではセ・リーグと同じように最下位のロッテの話を聞かせてください。
宮本ロッテって不思議なチームだった。これまでも戦力を見たり、キャンプでの練習を見ていると、弱そうだなって感じていた。でも、ペナントが始まるとしぶとい。順位予想でも下位にするんだけど、Aクラス争いをするイメージがあった。
ロッテファンには悪いんだけど、今年はイメージした通りの結果になったって感じ。
小島宮本さんのイメージ通りっていうのは、どんなところですか?
宮本投打において、派手さがない。別に派手なのがいいというわけではないんだけど、投打の軸がないんだよ。
ローテーション投手でいえば、絶対的なエースがいない。そういう投手がいると、チームに「連敗してもエースがいるから負けを止められる」という安心感ができる。それに「今日はエースが投げるんだから負けられない」という緊張感や、相手エースとの対決でも「勝てるぞ」という雰囲気が生まれる。ここ何年もそういうエースがいない。
打線にしても同じ。頼りになる打者がいない。長打力のあるバッターがいないもんね。ソトやポランコは出たり出なかったりだし、そもそもそこまでの実力はない。これでここまでよく頑張っていたと思う。ついに力尽きたという感じかな。
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プロを中心とした野球報道が専門。取材歴は30年を超える。現在は主に評論家と向き合う遊軍。
投球や打撃のフォームを分析する企画「解体新書」の構成担当を務める。

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