フェニックス・リーグ 広島4-2四国IL選抜 ( 2025年10月8日 天福 )

フェニックス・リーグ四国IL選抜戦で先発した広島・岡本
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2年目のさらなる飛躍へ、可能性も期待も膨らんだ。広島・岡本駿投手(23)が8日、みやざきフェニックス・リーグで四国IL選抜戦に先発し、7回4安打2失点と好投した。今季は救援で41試合に登板したドラフト3位右腕。同リーグでは先発で登板を重ね、首脳陣が適性を見極めていく。
新境地開拓へ――。ルーキーイヤーのシーズンを終えたばかりの岡本が、秘めた力を発揮した。プロ入り後は実戦初先発。そのマウンドで、4回まで一人も出塁を許すことなく、完璧な投球を披露。序盤から打たせて取る投球スタイルで凡打の山を築いた。
「カーブとかも使えましたし、チェンジアップも思ったより(ストライクが)入ったので良かった」
今季は開幕1軍入りを果たすと、救援の一角として41試合に登板。1勝1敗1ホールド、防御率2・88の成績を残した。甲南大入学時に遊撃手から投手に転向。投手歴こそ浅いが、その分、潜在能力は計り知れない。首脳陣の意向で、9月16日に出場選手登録を外れてからは先発調整をスタートさせ、ブルペンで練習を重ねてきた。この日は、直球と得意球のツーシームに加え、「(シーズン中は無理に投げて制球を乱さないよう)練習してこなかった球も使った」とリリーフでは封印していたカーブ、チェンジアップを駆使。直球の最速は146キロだったが、緩急を生かした投球に一定の手応えをのぞかせた。
一方で課題も見つかった。1―0の5回は、先頭打者に右前打を許すと、2人目には右翼線へ適時二塁打を打たれた。なおも無死二塁のピンチでも、左前適時打を浴びるなど、初めて走者を背負った状況から失点した。
「ずっとうまく抑えていて、(5回は)ランナーが出てから対応できなかったのが反省です」
セットポジションからの投球に変わり、球威が少し落ちたところを痛打されたが、これも今後に向けて学習材料となった。当初は80球を予定していたが、6回86球を投げた後に志願して7回のマウンドに上がり、計96球を投げて2失点。1四球と制球力も光った。高2軍監督は「良かったと思う。何より、最後まで(球の)威力が落ちていないように見えたので、スタミナがあるのかなと思う」とうなずいた。
「やっぱり(1軍の)期待に応えられるように(先発でも)抑えられたらいいなと思う」と岡本。今後も先発で登板を重ね、新たな可能性を示していく。(長谷川 凡記)
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