<巨人・SUBARU>試合を見つめる阿部監督(撮影・篠原 岳夫)
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 ハマキラートリオで下克上日本一の勢いをつける。巨人は6日、東京ドームで社会人野球のSUBARUと練習試合を行った。11日開幕のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージを前に、泉口友汰内野手(26)がマルチ安打、リチャード内野手(26)が適時打を放つなど好調をアピール。主砲・岡本和真内野手(29)とともに相手となるDeNA戦で好成績を残す3人衆が、突破の鍵になる。

 ハマキラー三銃士がいきなりつながりを見せた。初回1死二塁。3番・泉口が右前打で好機を拡大すると、4番・岡本が貫禄で四球をもぎ取り満塁。続く5番・リチャードが左翼線へ先制2点二塁打を放った。「変わらずに自分のことをやるだけです」と、敵地でのCSファーストS突破へ向け気持ちを高めている。

 ファーストSを戦うDeNAに対し、好相性の3人だ。岡本は敵地・横浜スタジアムで今季打率・586、2本塁打。泉口も打率・365、2本塁打をマークした。リチャードは打率こそ低いが今季DeNA戦では球団別で2番目に多い3本塁打を記録。3人がつながれば打線が勢いづき、ファーストS突破への光が見えてくる。

 2年目で初の規定打席に到達し、球団では19年の坂本以来となる打率3割以上の・301をマークした泉口。出塁率・362は最後まで広島・小園とタイトルを争った。シーズンの好調ぶりのまま、初回の右前打に続き、2回2死二、三塁からは右中間への2点二塁打で2安打2打点をマークした。1年目だった昨季はベンチ入りこそしたが、CSでの出場なし。「3位で失うものはない。そういう気持ちで臨もうと思ってます」と頼もしかった。

 レギュラーシーズン最後の3試合は3人でクリーンアップを組んだ。勝負強い岸田を休ませ、リチャードの打順を上げた影響もあったが、阿部監督は「(今後のリチャード5番起用も)もちろんあるかもしれない」と継続も示唆した。

 リチャードは、ソフトバンク時代の22年10月13日のオリックスとのCSファイナルS以来のポストシーズン出場へ向け「気負うことなく、打てると思ったら振ります」。下克上日本一へ。ハマキラートリオが一気にたたみかける。(村井 樹)

 ≪吉川が実戦復帰 4の0も手応え≫右脇腹痛で9月14日に出場選手登録を抹消されていた吉川が「8番・二塁」で実戦復帰。4打数無安打も「(バットを)思い切って振れたんで、そこはよかった」と手応えを口にした。きょう7日の社会人・ヤマハとの練習試合にも出場予定。阿部監督は「(CSに)なんとか間に合いそうだなと思います」と話した。

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