引退試合にサプライズで栗山氏(右)から花束を渡され涙を流す中田(撮影・椎名 航)
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 東大卒の元ロッテ投手で、ソフトバンクの球団幹部を経て現桜美林大教授の小林至氏(57)が自身のYouTube「小林至のマネーボール」を更新。引退試合が行われる選手の条件を明かした。

 引退試合は1974年まで「10年選手制度」というルールがあったという。

 10年以上プレーした選手は11月15日以降にエキシビションで引退試合を開催し、収益金を受け取ることができた。

 現在はルールは廃止され、「実績にかかわらず地元で愛されたなど人気の選手は引退試合を行うケースが多い」と説明した。

 引退試合は興行的にもプラス面が多い。

 ただ、「相手球団との調整は絶対に必要」になるという。「ペナントレースの意義が失われる、タイトル争いの意義が失われることはしない」というのは暗黙のルールだ。

 さらには引退する選手の意向で「真剣勝負」を求めることもあるという。

 そして、真剣勝負にこだわった結果“事件”も起こってしまった。

 2012年、ソフトバンク・小久保裕紀(現監督)は引退試合で「最後まで真剣勝負にこだわりたい」と主張した結果、オリックス・西勇輝にノーヒットノーランされてしまった。

 当時、ソフトバンクのフロントだった小林氏は「秋山(幸二)監督が怒ってね。普段は選手のせいになんかしない人なのに選手に反省の弁を述べさせた」と苦笑いした。

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