大阪学院大のエドポロ・ケイン
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 巨人が、今秋のドラフト候補として大阪学院大のエドポロ・ケイン外野手(22)をリストアップしていることが24日、分かった。関西六大学野球リーグ通算11本塁打を放っている右の大砲。27年からセ・リーグでも導入されるDH制を見据えた強打者の獲得は、今ドラフトのポイントの一つとなる。ライバルの阪神もリストアップしており、争奪戦の様相を呈してきた。

 無限の伸びしろを感じさせる金の卵だ。エドポロは1メートル89、93キロと恵まれた体格の右打ちの外野手。50メートル走6秒1と身体能力も高く、躍動感あふれるプレーが魅力だ。

 並外れたパワーの持ち主で、関西六大学野球リーグでは今秋3本塁打など通算11本塁打。8月31日の大商大戦では左翼後方の防球ネットを越える特大の場外弾を放った。確実性に課題を残すが、ポテンシャルはピカイチだ。

 巨人は4月のリーグ戦を4人態勢で視察。スカウト陣は「守備はこれからだが、打撃はいいものを持っているし、足も速い。DH制となれば、使う幅も広がるはず」と評価し、ドラフト指名候補にリストアップしている。

 セ・リーグの27年からのDH制導入が決定してから初のドラフト。阿部監督は「守備は多少目をつぶっても打撃に優れていると指名できるようになるかもしれない」と話しており、これまでとは違ったドラフト戦略が予想される。星春海取締役総務・連盟・コンプライアンス担当も「DH専門の選手はうちだとほとんどいない。そういう選手を獲得して育てていく。走攻守バランス良くみたいなところから考え方を変えていかないといけない。スカウティングの方法も変わっていくと思う」としていた。多少守備に難があっても、打力にたけた逸材の指名が増えてもおかしくない。

 父はナイジェリア出身で、母は韓国出身。名古屋に拠点を置く総合格闘技団体「Rumble」ヘビー級王者のエドポロキングを兄に持つ。阪神もすでに指名候補としてリストアップしており、ライバル球団同士の争奪戦にもなる。主砲の岡本が将来的なメジャー挑戦の意向を持っており、懸案の右の大砲育成の原石としてマークを続ける。

 ◇エドポロ・ケイン 2003年(平15)7月2日生まれ、大阪市出身の22歳。小2から野球を始め、小4から大阪生野リトルリーグ、中学からは南大阪ベースボールクラブに所属。日本航空(山梨)では2年秋からベンチ入りし、3年夏の甲子園に出場。大阪学院大ではリーグ戦に1年春から出場し、通算11本塁打。50メートル6秒1、遠投120メートル。1メートル89、93キロ。右投げ右打ち。

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