今シーズンから阪神タイガースに加入し6勝を挙げたジョン・デュプランティエ投手。シーズン終盤は離脱したが、6月の月間MVPを獲得するなど鮮烈な活躍でセ・リーグ制覇の原動力となった。アメリカ出身のインテリ右腕が語るタイガースの魅力と、「素晴らしさを日々実感している」と言う日本の文化とは――。〈Number Webインタビュー全2回の前編/後編を読む〉
アメリカ・デラウェア州出身で、メジャーではアリゾナ・ダイヤモンドバックス時代に19試合の登板経験があるデュプランティエ。名門・ライス大出身の秀才右腕は、阪神での1年目をどのように過ごしてきたのだろう。
――実際にプレーして、日本の野球はどんなところがユニークだと感じましたか?
デュプランティエ(以下愛称デュープ) 色々な要素がありますけど、まずは球場の雰囲気やファンの熱気というものにとても驚きました。
デュープ そうですね。同時に、日本の野球ファンはとても敬意があると感じます。特に実感したのは投げている時です。自分が投げている時は相手チームの攻撃の時間ですが、その間、ファンは相手チームの応援のために静かにしていますよね? ライバルであるジャイアンツ戦の時ですらそうでした。日本では当たり前のことなのかもしれませんが、相手のために時間を使えるということはとても礼儀正しく、敬意ある行為ですよね。
――日本の球場は特に「音」がユニークですよね。選手の応援歌を歌ったり、観客が同じリズムをとってコールしたり……。
デュープ そうそう! みんなすごく楽しんでいますよね。子供から大人までみんなで歌って応援できるなんてすごくクール。最初はそんなに流行しているのか、と思ったけれど、これも日本の野球文化なのですね。先日、テレビで来日したアメリカ人の男性が一緒になって日本語で歌って応援しているところを見てビックリしました。僕はダンスが好きだし、音楽も好き。そんなに上手くないけれど歌も好きなので、日本語の歌詞を覚えたらさらに楽しいだろうなと思います。

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