パ・リーグ   オリックス2-4ロッテ ( 2025年9月8日    ZOZOマリン )

<ロ・オ21>9回、西川は安打を放つ (撮影・西川祐介)
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 古巣・王子の都市対抗制覇に呼応するかのように、オリックス・西川が9月7試合目にして4度目となる複数安打を記録した。

 初回無死一塁で、ロッテ・河村の見逃せばボール球かという低めフォークを拾い上げて右前打。9回1死二塁でも左前打を放ち、いずれも得点につながった。9月は月間打率・414(29打数12安打)とハイパフォーマンスを維持し、規定打席には未達ながら打率は・317まで上昇。残り20試合で67打席、1試合平均3・35打席で規定打席に再到達することから、首位打者への道も見えてきた。

 「僕は無縁やったんで、そういう都市対抗優勝とか。ホンマにしたんかな?ってのもあるし、率直にすげえなと」

 試合後に古巣の優勝を耳にした天才打者は、感慨深げだった。移動日が重なったこともあり、今月1日には同じく王子出身の右腕・高島とともに1回戦のパナソニック戦を現地で観戦。王子の湯浅監督には、オリックスの同僚たちのサインが入った自身のユニホームを、高島とともにプレゼントした。

 「社会人の基礎を一から学んだ。野球に関しても、細かいことをいろいろ勉強したんで。今があるのも、王子で3年やったのが大きい。今の監督の湯浅さんも、ずっと打撃コーチで教えてもらっていたので。湯浅さんが監督で優勝したから、なおうれしい」

 この日は森の復帰にともない、左足首の故障から8月19日の日本ハム戦で復帰後、初めて左翼守備に就いた。打球処理こそなかったが、「(森)友哉も帰ってきたんで、友哉がDHの時は、守ることも増えると思う。出るからにはしっかりやりたい」と力を込めた。「シンプルにおめでとうございます、お疲れ様でしたと伝えたい」。古巣、そして恩師の栄冠を力に、残りのシーズンを駆け抜ける。
   (阪井 日向)

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