昭和37年。阪神タイガーズが優勝しバンザイ!(左から)吉田義男・内野手、小山正明・投手、藤本定義・監督。大阪写真部。大阪。

 阪神にとって2リーグ分立後初めて、1リーグ時代から15年ぶりのリーグ優勝となったのが、1962年。優勝決定は10月3日、甲子園での広島戦だった。このシーズン、チーム打率はリーグ5位、3割打者もいなかった。投手を中心とした守りのチーム。戦前には巨人の監督として優勝7度の黄金時代を築いた藤本定義監督が、村山、小山の2本柱を軸としたローテーション制を導入し、長丁場を乗り切る態勢を整えた。最終的には75勝55敗3分けで、2位・大洋に4ゲーム差をつけた。

 打倒・巨人を掲げて重点的に小山、村山を投入し、14勝12敗2分けと勝ち越したことが、チームに自信を与えた。MVPには25勝14敗、防御率1.20の村山が選ばれ、小山には功労賞が贈られた。

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