一部で「不公平感」が上がっているクライマックスシリーズ。元木大介氏はどう見る?

元木大介撮影=sirabee編集部

元読売ジャイアンツヘッドコーチの元木大介氏が6日、自身のYouTube『元木大介チャンネル』を更新。クライマックスシリーズのルール改正を提言した。

【今回の動画】「今年のCSはこのままでいいのか?」元木氏が現状ルールを疑問視

■CS制度にファンから疑問の声

動画ではクライマックスシリーズ(以下CS)のルールを取り上げる。スタッフから、一部ファンのあいだで「阪神タイガースがぶっちぎり1位の状態で、借金のあるチームが進出するのは平等ではないのでは?」という声が上がっていることが紹介された。

見解を問われた元木氏は「なるほどね。それで阪神が負ける可能性もあるし、『どうなんだ!?』って話だよね」と理解を示した。

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■借金の場合は出場権なしに?

CSについて元木氏は「選手は長いシーズンで優勝することが、本当に1番嬉しいことであって。そのご褒美で日本一になれるというのがあって…」と語る。

続けて「今2位から6位までが借金、タイガースだけが貯金というなかで、CSでタイガースが負けたら、たしかにそれは平等じゃないなっていうのはあるね」と指摘。

「ゲーム差が離れすぎたりしてたら、やっぱりクライマックスもなしにしなきゃいけないんじゃないかなという部分もある。たとえば、2位が貯金があり、3位が借金でCSに出てきた場合は、そのときは『もう出られません』と、出場権をもらえないというのでいいんじゃないかな」とルール改正を提言した。

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■何かしら変えないと…

仮に阪神が今年CSで敗退した場合、「さすがにかわいそう」と話す元木氏、はその後もルール改正について持論を展開。

「5割を切ったらCSにでられないルールでいい」と話すも、その場合、パ・リーグがCSを戦っているあいだに「阪神が待たされることになる」と指摘する。

また「これだけ差が開いちゃって、タイガースが日本シリーズに出られなかったら、本当に残念。がんばってきたシーズンなのにっていう。ファンも納得しないだろうし。 だからやっぱり、なにかしら変えなきゃいけないね。でもそれがすぐに変わるっていうのはない」と語っていた。

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■2007年から導入

CSは2007年から両リーグで導入。パ・リーグでは2004年から06年シーズンまで「プレーオフ」の名でレギュラーシーズン終了後、上位3チームによる短期決戦が行われていた。

05年、2位だった千葉ロッテマリーンズがプレーオフで勝ち上がって優勝した際、セ・リーグ優勝の阪神タイガースは試合がなく待たされており、日本シリーズでは投打振るわず4連敗。

直前までプレーオフの死闘を繰り広げ意気軒昂なロッテと、微妙なクールダウン期間が入った阪神の士気の差が、歴史的惨敗(4戦の合計スコア「33対4」)の要因になったと見る声もある。

ぶっちぎり優勝の阪神がCSで敗退した場合、ルール改正の気運が高まる可能性もありそうだ。

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