セ・リーグ 阪神2―5中日 ( 2025年9月3日 バンテリンD )

<中・神>6回、佐藤輝は二塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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阪神・佐藤輝が、生え抜きでは75年ぶり2人目となる変則的“30―30”を達成した。
「いいスイングができたので、きょうは良かった。また明日、頑張ります」
4回2死で中越え二塁打を放つと、6回無死でも右中間二塁打を放ち、今季30二塁打に到達。達成済みの30本塁打と合わせた「30二塁打&30本塁打」は05年金本知憲以来、球団5人目(7度目)で、生え抜きでは1950年藤村富美男以来2人目(3度目)の達成となった。令和の「ミスタータイガース」を見据える背番号8が、貴重なメモリアルシーンの主役を演じた。
二塁打ばかりではない。2―5の8回無死一塁でも痛烈な中前打でつなぎ役を演じ、逆転劇へ希望を抱かせる快音を響かせた。4安打した8月10日ヤクルト戦(京セラドーム)以来、今季5度目の猛打賞で、鮮やかに躍動した。
前日2日は、右翼席中段へ35号本塁打を放った。40発への夢が大きく膨らむ中でも、決して大振りはしない。「そんなことをしたら打撃が崩れてしまう」。念頭に置くのは、この夜のような低弾道。相手投手が投げた球の下半分を的確に撃ち抜き、強烈なスピンがかかった目の覚めるような痛打を追い求める。
今季、バンテリンドームはこちらも05年金本知憲に並ぶ球団最多の6本塁打をマークしており、4日、同球場でのシーズン最終戦で更新を期す。奪冠への再発進と記録更新を告げる号砲を、そのバットで高らかに打ち鳴らす。 (八木 勇磨)
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