第96回都市対抗野球第6日・1回戦 日本製鉄鹿島5―4JR北海道クラブ ( 2025年9月2日 東京D )

<日本製鉄鹿島・JR北海道クラブ>7回、適時打を放つ日本製鉄鹿島・生田目(撮影・大城 有生希)
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1回戦3試合が行われ、日本製鉄鹿島(鹿嶋市)がJR北海道クラブ(札幌市)に延長10回タイブレークの末、5―4でサヨナラ勝ちした。日本ハム・生田目翼投手(30)の弟・忍外野手(28)が勝負どころで2安打1打点と活躍し、3年ぶりの初戦突破に貢献した。西部ガス(福岡市)、ENEOS(横浜市)も勝ち進み1回戦が終了。16強が出そろった。
一塁ベースから生田目が歓喜の輪に飛び込んだ。4―4の延長10回無死一、二塁。遊撃内野安打で満塁へ好機を広げて今里のサヨナラ中犠飛を演出した。「会心の当たりじゃないけど…。監督から“ホームラン打ってこい”って言われて。あの一言が結果につながった」と感謝した。
実はヒーローになり損ねた。同点に追いついた7回、なお1死三塁から中前へ一時勝ち越し打。8回に追いつかれて“幻の決勝打”になっても「初戦を勝つことが大事なんです」と言い切った。2打席とも2ストライクと追い込まれながら粘り勝ち。不利なカウントではチーム打撃に切り替える練習が奏功した。
約1週間前、パ・リーグ優勝を争う日本ハムでブルペンの一翼を担う3学年上の兄・翼と水戸市内で食事をした。「互いに野球の話はしない。でもアニキの投球は毎回見ていますし、刺激になります」。ステージこそ違えど兄弟そろってヒリヒリする勝負に挑んでいる。
昨年12月に就任した藤沢英雄監督は都市対抗初勝利を喜び、「主軸ですから」と生田目を見つめた。あす4日の2回戦は同じ北関東のSUBARUと対戦。「予選では1点差で負けていますから。今度こそ」。借りは東京ドームで返すと生田目が宣言した。(伊藤 幸男)
◇生田目 忍(なばため・しのぶ)1997年(平9)6月24日生まれ、茨城県出身の28歳。水戸工では3年夏に主将で「4番・遊撃」。星槎道都大を経て日本製鉄鹿島に入社し6年目。日本ハムの生田目翼は実兄。特技はスノボー。1メートル72、80キロ。右投げ右打ち。
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