
<ヤ・広>8回、ソロを放つ坂倉(撮影・尾崎 有希)
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広島は31日のヤクルト戦に4―7で逆転負けし、同率3位から4位に転落した。2連敗を喫した中、坂倉将吾捕手(27)は今季初の2試合連発となる5号ソロ。8月は月間打率・213と苦しんだが、28日巨人戦から4戦連続安打で締めくくった。し烈な争いが続く9月戦線へ向け、正妻の復調はチームにとって明るい材料。23年以来2年ぶりとなるクライマックスシリーズ(CS)進出へ、攻守でけん引していく。
復調のシグナルとしては十分な、坂倉の一撃だった。3―7の8回先頭。カウント3―1から木沢の甘く入ったカットボールを仕留めると、右翼席へ飛び込む5号ソロとなった。連続試合安打を4に伸ばす今季初の2試合連発。空砲には終わったが、8月23日中日戦以来7試合ぶりとなる5番起用に応えた。
「ちゃんとタイミングが取れて振れているので、いいかなと思います」
9月戦線に期待を抱かずにはいられない。前日の9回に7月1日ヤクルト戦以来となる4号2ラン。今季打率・333と得意にしている神宮の夜空に、またも放物線を描いた。2―5の5回1死一、三塁では中犠飛。今カードは3戦連続で複数打点を挙げた。
「タイミングがしっかり取れていると思うので、(結果が出ているのは)そこかなと思う」
8月は月間打率・213と苦しんだ。一時は21打席無安打と暗闇のトンネルに迷いこみ、26日の巨人戦以降は、打順も6、7番に下がっていた。リード面や守備でも足を引っ張る悪循環。新井監督からも「これはおかしい」と心配され、同27日の練習では直接指導を受けた。「(監督、コーチから)たくさんいい助言をもらっていますけど、それをやるのは僕なので」。試行錯誤を続けた中、直近5試合は18打数6安打の打率・333。明るい光がようやく差し込んできた。
「急に上がることはないので、ちょっとずつでも良くなるように。(段々と)良くなってきているので、継続していけるように。(ここから)チーム的にも頑張らなきゃいけないと思うので、(自分も)頑張りたい」
チームは2連敗で4位転落も、8月は14勝12敗で5月以来、3カ月ぶりに勝ち越した。2位・巨人も敗れたため、2・5ゲーム差のまま。2年ぶりのCS進出へ9月も熾烈(しれつ)な争いは続くが、背番号31は決意新たに上位浮上への貢献を誓った。 (長谷川 凡記)
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