
【舞台裏】「チームのことなんて考えないでいい」若手が奮い立つ、楽天鈴木大地の円陣
楽天鈴木大地内野手(36)の献身性は唯一無二といえます。逆転でAクラス浮上を目指すチームを、精神的支柱として支える野手最年長のベテラン。開幕から1軍に同行していますが、117試合を消化した8月31日時点で71試合出場(うちスタメン20試合)と出番は決して多くありません。それでも、自らの役割を理解し、勝利のために熱いプレーで、熱い言葉で仲間を奮い立たせます。
鈴木選手が輪の中心にいた7月下旬の試合前円陣に迫りました。若手に向かって「チームのことなんて何も考えないでいい」と言いました。なぜ、そう呼びかけたのでしょうか。
プロ野球2025.09.02 06:00

8月22日、試合前、若手選手らに声をかける
「若い時に言ってもらったことがあります」
真剣なまなざしのベテランが、輪の中心でチームメートを鼓舞した。7月27日西武戦の試合前の円陣。鈴木大は、こう呼びかけた。
「オレより下の若い子、チームのことなんて何も考えないでいいから。自分の成績だけ上げて。それがチームのためになるから。オレは一生懸命、応援するから。オレを試合に出させてくれ! 打席に立たせてくれ! 勝つぞーーー! さあ行こう!」
チームのことなんて何も考えないでいい―。ロッテで若手だった頃の実体験から、この言葉を使った。
「僕がね、若い時にそれを上の人に言ってもらったことがあります。自分のミスで負けた時に『すいませんでした』ってロッカー(ルーム)で言ったら、それに対して怒られて。
本文残り62% (1137文字/1831文字)

NPBHUB.COM | The Fanbase of Nippon Baseball & Nippon Professional Baseball