2017年WBCで、打撃練習中に話し込む(左から)中田、菊池、筒香
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 8月24日の中日戦から広島・菊池は“盟友”に向け、登場曲を通して労いのメッセージを伝えている。

 第3打席限定でボーカルユニット・ビーグルクルーの「My HERO」を使用。この曲は今季限りでの現役引退を表明した中日・中田が14年から使用している登場曲だ。中田のために作られた楽曲で、打席に入る際に聞かれる「さぁ始まるSHOW TIME」という歌詞が印象に強く残っている人も多いのではないだろうか。この曲を登場曲で使用した意図について菊池は言う。

 「(中田は)腰も痛いと言ってたから、治療に専念して動ける体をつくって、最後はいいところを見せてよと(メッセージも込めて)。今年しか聞けないと思うし、3打席目で流れるから。翔も仲良いし、歌っているビーグルクルーのYASSとも仲がいい。若い頃は3人でよく一緒にカラオケで『My HERO』を歌ったりしていた。今年そういう(引退の)発表があったので」

 中田とは同学年で昔から親交が深い。プライベートでは家族ぐるみの付き合いで、「どこか波長が合う。(中田の)お母ちゃんもウエルカムだし、僕も土足で踏み込むようなタイプだったけど、受け入れてくれた」。広島の中田の実家で、食事をする機会も多いという。

 「覚悟を持って、今年に臨んでいたと思うし、(引退は)自分で決めたこと。僕もいつかそういうときが来るが、感慨深いものもある」

 17年のWBCでは互いに日の丸を背負って戦うなど、公私で思い出は尽きない。9月17日のDeNA戦から同21日の巨人戦までの期間で引退セレモニーを行う見込みだが、菊池は現役最後の勇姿を楽しみにしている。(記者コラム・長谷川 凡記)

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