炎天下で練習を行うヤクルト・石川
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 8月も下旬だというのに、いつになったら連日の猛暑が収まるのやら。もうすぐ56歳になるおっさん記者は、暑さにやられてすっかり食欲が落ちた。連日、そうめんでもいいぐらい…。などと思っていただけに、45歳のベテラン左腕の言葉に驚かされた。「これが元気の源か!」と納得もさせられた。

 8月某日。朝から猛烈な暑さだった埼玉・戸田グラウンドに取材に行った。「暑い~」と言いながらも、軽快に体を動かしていたのがヤクルトの石川雅規投手だ。今季はプロ野球新記録の24年連続勝利を達成し、2勝を挙げて通算188勝。今月7日の巨人戦では田中将から中前打を放ち、入団1年目からの24年連続安打は投手として三浦大輔(現DeNA監督)に並ぶプロ野球最長記録を樹立した。

 「明るく元気良く、っていうのが大事かなと思います」。練習後に笑顔でそう話した左腕に、夏場に食欲が落ちないのか聞いてみた。答えは「落ちないですねえ。この20何年間、夏場に痩せるということがないので。逆に食べ過ぎないように気をつけながら。(食事は)美味しいじゃないですか!」だった。

 しっかりと食べて、栄養を取り、それをエネルギーに変える。アスリートとしても必要不可欠な要素だろう。石川は秋田県出身。実家から「あきたこまち」が届けられるといい「米ですね、やっぱり。日本人なんで」と笑う。45歳のその笑顔、元気の源はやはり「食」なのだ。

 「いやあもう、最強に食えますね」と石川。暑い夏だからこそ、食う。現役最年長投手の言葉を聞いて強く思った。夏バテなんて言ってられないぞ、と。(記者コラム・鈴木 勝巳)

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