阪神・早川太貴

 阪神のルーキー・早川太貴投手(25)が、26日からのDeNAとの3連戦(横浜)でプロ初先発を果たす可能性が23日、浮上した。昨秋に育成ドラフト3位で入団し、7月に支配下登録された右腕。チームが2年ぶりのリーグ優勝へ突き進む中、大きなチャンスが巡ってきそうだ。

 早川は、2軍でアピールを続けて7月13日に支配下登録された。3日後の16日には早速、1軍初昇格。同日の中日戦(甲子園)の9回2死一、三塁の場面でプロ初登板を果たした。打者1人と対戦して三振を奪ったが、ボークで失点するなど、ホロ苦のデビュー。試合後は「せっかく支配下にしていただいて、すぐにチャンスをもらえたのに。そこで球場の空気感に差されてしまったのが悔しい」と振り返っていた。

 7月21日に出場選手登録を抹消され、再び2軍の先発ローテーションに入って雪辱の機会をうかがってきた。ここまでウエスタン・リーグではチームトップの8勝を挙げ、防御率は2・82をマーク。直近では、22日の広島戦(SGL)で先発し、4回2失点で降板していた。

 ロングリリーフができる救援としての昇格だった前回と違い、今回は先発として1軍マウンドに上がる好機が到来。育成ドラフトで入団した投手が1軍で先発登板すれば球団史上初。当然ながら先発での勝利となれば初の快挙となり、猛虎史に名を刻むことになる。

 支配下登録された際に藤川監督は「彼は故障なく今シーズンをやってきている。夏以降のコンディションというものに対して、彼なりのやってきたことがあるから故障がない」と耐久性を評価した。小休止することなく目指し続けた1軍の先発マウンドが近づいている。

 ◇早川 太貴(はやかわ・だいき)1999年(平11)12月18日生まれ、北海道江別市出身の25歳。大麻高から小樽商大を経て、北広島市役所に就職後はクラブチームのウイン北広島でプレー。24年はくふうハヤテで25試合4勝7敗、防御率3・22。24年育成ドラフト3位で阪神入団。1メートル85、95キロ。右投げ右打ち。

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