パ・リーグ 日本ハム0―10オリックス ( 2025年8月21日 エスコンF )

4回、二塁打を放つ日本ハム・野村(撮影・高橋 茂夫)
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日本ハム・野村はあまり感情を表に出さない。報道陣への受け答えも常にクールを貫くが、この1週間は明らかに表情が明るかった。21日のオリックス戦で精神面の安定を物語るように、11日のソフトバンク戦から8試合連続安打をマーク。今季開幕4番に指名された男が、再び上昇の気配を漂わせてきた。
「二塁打は自分の調子のバロメーター。悪い時はそういう打球もなかったので」
野村の“指標”が飛び出したのは、8点を追う4回1死からだ。1ストライクから宮城のスローカーブを下半身で粘り、右中間へと一気にはじき返した。2回無死一塁ではフォークへ左前へ運ぶなど、2試合ぶりの複数安打をマーク。7月は月間打率・174と落としたが、「もう少しかなとは思いますが、状態は上がってきている」と、確かな手応えを口にしていた。
昨季はチームがCS争いを繰り広げる中で、野村は蚊帳の外だった。この時期に出場選手登録を抹消され、そのまま2軍でシーズンが終わった。プロ7年目で初めての優勝争い。「昨年はそういう(1軍の)中にいられなかったので、みんなと一緒に戦えている幸せで楽しさもある」と感慨を込めていた。
「負けられない試合が続く。チーム全員で最後は笑って終われるように頑張っていきたい」と野村。チームの連勝は4で止まり、首位ソフトバンクとのゲーム差は「3・5」に広がったが、22日からの直接対決が始まる。今季の大一番に向け、主軸として打線をけん引していく。
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