パ・リーグ   日本ハム1―3楽天 ( 2025年8月15日    楽天モバイル )

<楽・日>初回、先制適時二塁打を放つ郡司(撮影・木村 揚輔)
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 日本ハム・郡司裕也捕手(27)が15日、敵地での楽天戦に「2番・三塁」で出場し2安打1打点をマークした。初回には五十幡亮汰外野手(26)が四球で出塁すると、左中間適時二塁打で続き、1、2番コンビで電光石火の先制点を生み出した。打線は追加点を奪えず、「スミ1」に終わり、チームの連勝は2で止まったが、本職の捕手以外にも内外野をこなすオールラウンダーは、打撃でもマルチな活躍を見せている。

 初回先頭・五十幡が四球で出塁し、郡司が無死一塁から、左中間への先制適時二塁打を放った。1、2番の2人で1点を先制する電光石火の攻撃だった。

 「長打を狙っていました。2番に入ったのは、そういう意味だと思って打席に入っていました。(五十幡が塁にいると)バッテリーが盗塁をケアして直球も増える。ありがたいですね」

 本職の捕手に加え、今季は一塁、三塁、左翼、中堅を守っている。13日のロッテ戦では「5番・捕手」で出場し、中軸として2安打を放って攻守で勝利に貢献。だが、この日は「2番・三塁」で出場し、8回にも左前打を放って2安打をマーク。4試合連続安打とし、5試合ぶりの打点も挙げた。

 自慢の打力の秘訣(ひけつ)はミート力だ。普段の練習では、白のバットを使用している。ただ、そのバットは黒と白の2色の試合用のものとはバランスも長さも違う。なぜか。「僕はあんまりバットにこだわりがないんです。なので、どれを使っても同じかなと思って」と明かす。弘法筆を選ばず。どんなバットを使っても打てる対応能力がある。

 しかも、その練習用バットは昨年8月ごろから使い始めてこの1年間、いまだに折れていない。実際に、バットの表面はボールを打った傷だらけ。「全然、折れないんですよ。まあ、それだけミートができちゃうんですけどね」と冗談めかしたが、確かなミート力の証でもある。

 初回に先制したが、その裏に3点を奪われて逆転を許し、そのまま1―3で終わった。首位ソフトバンクが勝利し、再び4ゲーム差となったが、勝負はここからだ。「状態はいい。このまま駆け抜けたい」。最後に逆転するためにも、郡司の打棒は必要だ。

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