
日本ハム・柴田獅子
投打で期待されるドラフト1位・柴田獅子投手(19)が、2軍戦でプロ初の“リアル二刀流”での出場が検討されていることが12日、分かった。16日に1軍本拠地・エスコンフィールドで行うイースタン・リーグのロッテ戦で「投手兼DH」で出場する可能性があり、打順は未定ながら、投手では先発で2イニング程度の登板の見通しだ。
投打の力を同時に示す時が訪れそうだ。球団は慎重に育成してきた柴田を、2軍戦ながら「大谷ルール」を適用した「リアル二刀流」のデビューの機会を設けることを検討。年に1度の1軍本拠地でのイースタン・リーグ戦ということもあり、注目が集まる状況も整っている。
投手では、エスコンで衝撃デビューを飾った。7月26日のロッテ戦でプロ初登板し、最速153キロに3回パーフェクトと文句の付けようがない内容だった。19歳とは思えない投球に、新庄監督も「また(新星が)出てきやがった。注目を集めて、どんな投球をするか人間性も出てくる。堂々としすぎていて分からん」と絶賛した。
一方、打撃の面ではプロの壁に当たってきた。ここまで主に指名打者として49試合に出場し、打率・184と苦しんでいる。ただ、6月28日の同リーグDeNA戦では、通算232セーブの山崎から“プロ初本塁打”を放つなど2本塁打をマークしており、その非凡さも示している。プロ初登板後には、打撃について「打者は難しいけど早く(1軍に)上がれたら」とレベルアップを誓っていた。
「投手兼DH」での出場が実現すれば、打順は1番や3番など上位打線に置かれることが予想され、投手では2イニング程度になるとみられる。新庄監督は打撃についても「(1軍で)打たせたいけど、今の状態ではまだ打てない。これは、本人に伝わるようにわざと言っているんですけど」と冗談めかしながら、今後の成長を期待していた。プロ初の投打同時出場で、そのポテンシャルの高さが示される。

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