
オリックス・岸田監督
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本紙大阪本社エリアがカバーするプロ野球球団は、阪神、オリックス、中日、広島の4つ。そのうち3球団が今季から新監督を迎えた。遊軍としてそれらの球団を回っている記者から見ても、どの新監督も持ち味を出しながらいい戦いをしていると思う。
球宴までの前半戦終了時点の成績を昨季と比べてみる。
○阪神(岡田監督→藤川監督)
43勝42敗5分4位→53勝35敗2分1位
○中日(立浪監督→井上監督)
38勝46敗6分5位→40勝46敗2分4位
○オリックス(中嶋監督→岸田監督)
40勝45敗2分5位→46勝38敗3分3位
どのチームも昨季より順位が上がり、勝数、貯金も増えている。そもそも多くの場合、前年度の成績が芳しくなかったから監督が代わるわけだが、ここまでは政権交代がうまくいっていると見ていいだろう。
中でも、オリックス・岸田監督は3連覇を達成した中嶋監督の次という重圧の中で就任。これまでの指導歴の大半が2軍投手コーチで、サプライズ人事だった。それでも、前半戦は昨季の借金5から貯金8に大前進。首位独走する藤川阪神ほどの派手さはなくても、しっかりとチームを立て直してきた。
真夏を迎え、ペナントレースもいよいよ本格化。日々の順位争いに焦点が絞られ、今後は“勝負師”としての手腕が問われる。その点を聞くと、岸田監督は「そうなんです。大変ですよ、本当に」と苦笑いしていたが、現役時代は守護神も務めた右腕だけに、腹が据わっているのは間違いないはずだ。
記者は8月1日から東京本社に異動。3球団を直接取材することはなくなるが、新監督たちの動向は追い続けていきたい。
(記者コラム・山添 晴治)
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