<巨・神(18)> 誕生日を迎え笑顔の藤川監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神の藤川監督が21日、巨人戦が行われた東京ドームで取材対応し、球宴までの戦いを振り返った。

 ─―ここまでの戦いを振り返って

 「まあ順調かな。日々のゲームを戦いながら、少しずつチーム全体を作り上げられているという手応えを感じていますね」

 ─―就任からここまでのチームの雰囲気や状況は?

 「雰囲気とかモチベーションはあまり捉えてないですね。結果を残すためにどういった課程を踏んでいるかというところを大事にしていますから。気持ちとかゲーム以外のところはあまり重要視していない。そこは選手たちが立派にやってくれているんじゃないかなと思いますね」

 ─―2位以下に大きく差をつけている順位については?

 「自分のチームを、阪神タイガースというチームを作り上げていくという作業を、昨年11月からじっくりとやってます。毎年チームは変わるので、現役の時からチームは一から作り上げるものだと思っています。そういった意味でまだまだ道中かなと思います」

 ─―先発投手陣について。開幕ローテーションから少しずつ変わりながらだが、その活躍はどう見ている?

 「おっしゃったとおり、変わりながらというか、変貌を遂げながら、ビルドアップしながらですから。組織として衰退していかないこと、弱体化していかないことが非常に大事だと思いますから。後半戦に向けはまだまだ道半ばというところで、さらに強く、まだまだみんなに伸ばしていってもらいたいと思う先発の投手陣ですし、終わるまでどんな結果かは、みんなまだ道中じゃないですか」

 ─―チームの「心臓」と表現していたリリーフ陣については?

 「結構な数を負けてますからね。まだまだ組織として強みに変えていかないといけない。交流戦は、たくさんリリーフの投手たちが負ける結果に繋がった。そこまでゲームを持って来られるけれど、心臓部であるところが弱いと、最後の一つの我慢ができない。というのが交流戦の結果でしたから。後半戦は、それがさらにビルドアップした状態で戦えるようにと思ってます」

 ─―野手陣はバッティング、走塁、守備、さまざまな活躍がありました

 「ケガなくやってくれてているところと、選手各個人の成績もしっかり伸びてきてますから。チームが向かう方向と、個人が向かう方向が同調してるというところでは、非常にリズム良くできてると思います。ここから先はやっぱりコンディションですね。ここに尽きると思います」

 ─―後半に向けて何が重要だと思うか

 「何も変わることはないですけれど、まず組織として強くなるということ。それが一番にあります。ゲームというのは、チームが一体化して戦います。ゲームが始まれば選手たちはあくまでチームの一員。誰1人としてそこから逸れることなく、プラス、さらにそういう人員が増えていくことを願いながら、1歩1歩進んでいきたいです。オールスター以降もファンの方とともにみんなで結束して、、熱気をさらに。タイガース自体もそうだし、タイガースファンも一気にボルテージが上がって行くような7月後半から8月、9月と、10月と行きたいな思います」

 ─―後半戦への意気込みを

 「一歩一歩ですね。負けるたびに強くなるチャンスですし、勝つたびに冷静にならなければいけないと思ってチームを進めています。丁寧に、本当に人生と同じかもしれないですね。いい時ほど足元を見つめてやってきている。(シーズンの)まだ半分のところですから、後半戦になればなおさらそこが試せるわけですから。私自身も人生のいい勉強になる。タイガースファンにとっても、選手たちにとってもいいところにいながら勉強ができる、と。いい人生を歩めているんじゃないかと思います。後半もいろいろなことがあると思いますが、野球でそれができるというのは素晴らしいことですから。丁寧にやりながらグラウンドでは楽しんでいただけるように、また精いっぱい努めたいと思います」

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