ウエスタン・リーグ ソフトバンク8―2広島 ( 2025年7月11日 タマスタ筑後 )

<ウエスタン ソフトバンク・広島>公式戦初登板した藤原(撮影・昼間 里紗)
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高卒育成2年目の藤原大翔投手(19)が公式戦初登板した。3番手として9回に登板し、1イニング19球を投げて2安打1失点。直球は自己最速タイの154キロをマークした。
「緊張せず、真っすぐで押せていた。ただ追い込んでからの決め球で空振りが取れなかった」
直球の回転数は最高2700を記録。質が良くなった要因は、3月頃からウエートトレーニングで重量を上げたことだ。「ウエートルームに鏡があり、腕を見ていたら、ちょっとごつくなっていることに気がついて、やる気が出た」と、負荷を高めたきっかけを笑顔で話した。入団時に62キロだった体重は今春キャンプ時には70キロになり、現在はさらに5キロアップの75キロ。体重増加によるデメリットはなく、スプリント(30メートルダッシュ)のタイムも上がっており、良いことしかないという。
課題はカウントを取るカーブでベース板を外さないこと。高低でボールになることは気にせず、横に外れないように投げている。また追い込んでからのカーブとチェンジアップを低めに決められるように練習を重ねている。
本来の勝負球であるスライダーは、昨年の夏頃から封印。その理由を「スライダーを投げると、腕が横振りになるのと、真っすぐでも引っかけることが多くなってしまったから」と話した。「今は他の球を磨いている。他の球で決まるようになるまで封印」とあえて自らに厳しい課題を与え、強みを増やしている。キャッチボールではスライダーを投げることがあり、「試合でもそろそろ投げたい」というが、解禁のタイミングはコーチと相談した上で決める。
当面の目標は2軍定着。「真っすぐばかりではなく、課題である変化球も使ってチャレンジしていきたい」。球団関係者の中でも、ポテンシャルの高さは評価されている。まずは2軍で活躍できるよう、勝負球を増やすなど、2年目右腕の挑戦は続く。
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