セ・リーグ 阪神3―6ヤクルト ( 2025年7月11日 甲子園 )

1軍に合流した阪神の高橋(右)(撮影・大森 寛明)
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左手首の手術から復活を目指す阪神・高橋遥人投手(29)が11日、1軍に合流した。15日の中日戦(甲子園)で先発することも判明。首位を快走するチームに“鬼に金棒”の強力なピースが加わる。
「今の自分の力をしっかり表現できればと思います。やってきたことをマウンドで出せれば」
キャッチボールなどで調整した8年目左腕は、復帰のマウンドへ静かに闘志をたぎらせた。昨年11月に「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」を受けて左手首に入っていたプレートを除去。春季キャンプで捕手を座らせての投球を再開するなど焦らず着実にリハビリを進め、今年6月18日のウエスタン・リーグの広島戦で実戦登板を果たした。
ここまで2軍では3登板を終えて計9イニングを無失点で、最長は前回2日の同リーグ・ソフトバンク戦で5回6安打無失点に抑えていた。球宴開けの復帰が見込まれていた中で、前半戦中に出番がやってきた。
昨秋、藤川監督からも「不死鳥」と称されるなど度重なる故障から復帰し、そのたびに圧倒的な投球を披露。今でもファンの間で“幻想”が膨らむ存在。「(不死鳥と)言っていただいているのは知っていたんですけど、自分の事なので必死にやるのは当たり前。いろいろな人が動いてくれてまた投げられるようになっているので」と周囲への感謝も胸に腕を振るつもりだ。
「(チームの)勢いに乗れるように頑張りたい」
首位を独走するチームは先発陣も抜群の安定感を誇っており、陣容も豊富。そこに完全復活を遂げた背番号29が加われば、もう死角は見当たらない。
直球の最速は、すでに151キロをマーク。進化した姿で高橋が聖地に帰ってくる。
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