セ・リーグ 阪神3-1広島 ( 2025年7月9日 マツダスタジアム )

<広・神(14)>力投する先発の大竹(撮影・椎名 航)
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何度対戦しても、簡単に打たれない。大竹がまた広島から白星を挙げた。今季3戦3勝。通算12勝1敗で、マツダスタジアムでは驚異の10戦9勝無敗とした。
「できるだけストライクゾーンで勝負していくように」とリズムを重視した。再度のリードをもらった3回はテクニシャンの真骨頂。野間、中村奨をカットボール、打率リーグトップのファビアンはチェンジアップで凡退させた。6回2死一、二塁、84球で降板を命じられたため悔しさを残したものの、許した失点は2回2死から坂倉、菊池に浴びた連続二塁打による1点のみ。登板日に不思議と降る雨男を発揮してプレーボールが30分遅れた一戦を、「バッターを研究する時間ができた」とポジティブに変換して、今季の勝ち星を5に伸ばした。
この日、午後3時過ぎに球場入りすると、用意されている食事を練習前に頬張った。今季からビジターで取り入れる“早飯”だ。相手より先に練習するホームと同じように練習後に食べると、どうしてもプレーボールの1時間ほど前になる。オフに栄養講義を受け、登板日は試合開始3時間前に食べた方がいいと教わり、改めた。
胃の中の消化を進めてマウンドに上がることで、昨季に比べて「疲労を感じにくい」と語る。試合中はオレンジジュースなどで栄養補給も怠らない。「自分を使って実験しているようなもの。そうやって楽しんでいる」。虎に加入した23年から広島戦に16試合も登板しながら、一向に対策されないのは研さんを続けるから。チームは98年以来27年ぶりにこのカード7連勝で、うち3勝を大竹が挙げた。
登板前日には、広島市内のレストランで昼から450グラムのステーキを平らげた。350グラムとの2択の末、多い方を選んだ。「内臓の状態が良いと思う」。過去2年成績が落ちた夏も、今年は大丈夫だ。(倉世古 洋平)
≪マツダで10戦9勝≫
○…大竹(神)が5回2/3を1失点で今季5勝目。今季3戦3勝の広島戦は通算でカード別最多勝利の12勝1敗。マツダでの登板に限れば、10試合で無傷の9勝となった。
○…チームは5月17日から広島戦で大竹の3勝を含む7連勝。これは98年7~9月の7連勝以来27年ぶり。きょうも勝って8連勝なら81年、同カードの球団タイ記録の12連勝以来になる。
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