昨年は日本一に輝き、今季は27年ぶりのリーグ優勝を目指すDeNAベイスターズ。そんなチームで高卒3年目の捕手が勝負の年を迎えている。高校野球の超名門・大阪桐蔭校で「最後の日本一」を知る男は、巷で囁かれ始めている負のレッテルを吹き飛ばすことができるのか。《NumberWebインタビュー全2回の1回目/つづきを読む》

 11日からは今年初の対外試合となる中日との練習試合が2日間行われ、12日の試合では6打数3安打2打点と大暴れした。横浜DeNAベイスターズの松尾汐恩は、前日の試合では4番、この試合では3番に起用され、3年目のシーズンでの期待の高さがうかがえる。

 ルーキーだった23年から3年連続で春季キャンプは一軍スタート。2年目の昨季は開幕戦から一軍に帯同し、計27試合に出場。38打数8安打の数字を残した。さらにクライマックスシリーズ、日本シリーズとNPBの大舞台を20歳で体感し、松尾にさらに大きな経験値が加わった。

「ベンチからが多かったですけど、緊迫した展開も経験できて、CSと日本シリーズでベンチにいたことは財産になりますし、最高の景色を見させてもらいました。でも、マスクを被っていた先輩が羨ましいというのはありました。今後に向けて良い経験をさせてもらえたとは思っています」

 高校時代は細身だった身体が昨春のキャンプで明らかに分厚くなったと感じた。だが、ユニホームがパツパツになった姿を目にすると、今年のキャンプではさらに大きくなったとすぐに分かった。

「ウエイト(トレーニング)は、かなりやりました。体重も……増やしましたけど、体脂肪を落とし過ぎず、体重を増やすようにしました。脂肪を落とし過ぎたらケガのリスクにも繋がりやすいんです。シーズン中は増減をできるだけなくしていきたいんです」

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