
ソフトバンク・中村晃守備
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【中村晃の“新”かぼす論】ここまで多くの試合で一塁守備に就かせてもらっています。決して自信があるわけではないですが、今回のコラムでは自分なりの意識しているポイントについて挙げたいと思います。
送球を受けることに関しては、捕るタイミング、足を出していくタイミングが一番大事かなと思っています。大切にしているのがイニング間の送球を受ける時間です。ウオーミングアップとみられがちですが、試合前の練習よりイニング間のほうがイメージしやすいと思っています。
ただボールを捕るのではなく、捕球時の足を出すタイミングを意識した上で、ベースの(踏む)位置も変えながらという意識も持って取り組んでいます。高かった時に後ろに下がれるように意識したりとか、左足が基本的にベースについている中で右足で踏み替えることも練習したりします。
同じ守備位置からでも選手によって送球は異なります。さらにいえば球場によっても風が吹いていたら違うことが多いです。例えば直近では6月27~29日のZOZOマリンでのロッテ戦や、6月20~22日の甲子園での阪神戦は風が強かったので、シュートするタイプの送球はさらにシュートしてきます。試合の中ではそういったことも考慮した上で構えるようにもしています。
高校時代は一塁を守っていましたが、プロのスタートは外野手でした。2016年くらいから自信を持てるようになってきました。まずは打たないと試合に出られませんが、レギュラーとして出続ける立場になった時に、守備がいかに大事か分かりましたし、より意識を持って取り組むようになりました。
最初は飛んできてほしくないなというタイプでしたが、打者ごとに打球を予測したりと、17、18年は外野守備にも手応えが出てきていました。外野のポジションでゴールデングラブ賞を獲れなかったのは残念でしたが、その後に一塁を守るようになってから4度(20~23年)も獲れていることは光栄に思っています。
昨季は打球への反応が遅く、自分としては一塁守備の面で良くなかったと思っています。今年は構えを変えたことで改善することができました。腰を落として構えるのではなく、突っ立ち気味に構えて、ステップを踏みながら合わせることで打球への入り方が良くなったと思います。
バッティングでは通算1500安打が見えてきました。苦しんだ部分が多く1000安打からは長かったです。節目の数字としてまずはしっかり達成できるようにと思っています。 (福岡ソフトバンクホークス外野手)
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