公開日時 2025年07月03日 11:29更新日時 2025年07月03日 11:32

宮城、粘投も星付かず 西武―オリックス <プロ野球>パ・リーグ沖縄公式戦
西武―オリックス 5回2死満塁、打者を打ち取って雄叫びを上げるオリックス先発の宮城大弥=2日、沖縄セルラースタジアム那覇(大城直也撮影)

この記事を書いた人

アバター画像
琉球新報社

 沖縄セルラースタジアム那覇で2日に行われた、プロ野球パ・リーグの埼玉西武ライオンズ―オリックス・バファローズは、オリックスが6―2で勝利し、連勝した。同点で迎えた延長十回に、オリックスの来田涼斗の2試合連続のソロ本塁打などで勝ち越した。頓宮裕真、中川圭太からも適時打が飛び出し、この回に一挙4得点した。オリックス先発の宮城大弥(興南高出)は、7回を投げて被安打8の7奪三振、2失点と粘投したが勝敗はつかなかった。西武の平良海馬(八重山商工出)は九回に登板し、被安打1で1奪三振。

初の地元 7回2失点

 プロ6年目にして初めて立った故郷のマウンドで、オリックスの宮城大弥(興南高出)は五回まで無失点と躍動した。152キロの直球に変化球を交え、スコアボードに0を刻み続ける。しかし六回に2失点を喫し、七回を終えて降板。自身の勝ち星こそ逃したものの「(沖縄で投げるのは)プロになって初めてで、懐かしさもあった」と振り返った。

 初回から8人連続で凡退に沈めるなど、4回まで西武打線を1安打に抑える快投だった。しかし五回に連打を浴びて無死満塁の危機。それでも右飛、空振り三振、中飛と3者連続でアウトを重ねた。地元で渾身(こんしん)の投球を見せつけ、会場のファンや県民を沸かせた。

 ただ、六回に2失点した。2死から、この試合初めての四球を皮切りに得点機を与え、2本の適時打を許した。七回は無失点で切り抜け、111球でマウンドを託した。「(球は)球威もあって悪くはなかったが、ヒットにつながってしまった」と唇をかむ。

 米大リーグ、ドジャースで戦う山本由伸が着けた背番号「18」を受け継いで帰ってきた沖縄のマウンド。「(地元の子どもたちの、応援の声もあって)本当は勝ちたかった。これからまた沖縄、日本のスポーツをもっと盛り上げられたら」と語った。

(名波一樹)

西武平良「大歓声、球速出せた」 九回に登板、無失点

西武―オリックス 9回に登板し力投する西武の平良海馬(大城直也撮影)

 プロ8年目となる西武の平良海馬(八重山商工高出)は九回にマウンドに上がった。「同点だったがあまり気にすることなくいつも通り投げた。球速も出ていた。歓声も大きかったからかなと思う」と振り返った。

 先頭打者に安打を許すも、続く打者の犠打を二塁に送球して進塁を阻止した。その後は凡打で2死とすると、最後は紅林を158キロの直球で空振り三振に打ち取った。久しぶりの地元での投球に「自分のピッチングができた。(沖縄の子どもに)良い影響が与えられたと思う」と語った。

(高橋夏帆)

NPBHUB.COM | The Fanbase of Nippon Baseball & Nippon Professional Baseball