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ソフトバンクホークス藤井皓哉、「ゼロ」への特別な思い 24試合連続で自責ゼロ

2025年6月23日 21時1分

西日本新聞

 普段通りの仕事をしていると、注目されにくいポジションがある。中継ぎ、特に終盤に登板する勝ちパターンの投手は「抑えて当たり前」の世界だ。われわれが話を聞くのは好救援時もあるが、打ち込まれた場合も多い。毎度心苦しく思っている。だからこそコラムで中継ぎ投手をより取り上げているが、ご容赦を。

 今季のパ・リーグナンバーワンの中継ぎは誰か。藤井皓哉を候補の一人に挙げたい。現在、キャリアハイを大きく更新する24試合連続で自責ゼロだ。4月5日の西武戦から「ゼロ」を刻み続ける。まさに支配的な投球を見せている。

 藤井自身は記録に関心を抱いていないが「ゼロ」への思いは特別だ。「今年は特にゼロで抑えることは意識してますね。リリーフとしてそれが最低限の仕事だと思っているんで」。抑えて当たり前。そう思われていることは理解している。だからこそ、常に無失点でベンチへ戻ることを自ら求める。救援陣の柱らしい考え方で、マウンドに上がるようにしているそうだ。

 ブルペンの中では実績者、そして古株になった。先発に挑戦した時期もあるが、ホークスでは救援で通算146試合に登板。「ホークスに来て4年目。1年目の時はがむしゃらにやっていたけど、今は年長者として抑えないと。より、そういう目で見られている」

 首脳陣にとっても、ファンにとっても、間違いなく安心して見ていられる存在の一人。藤井をはじめ救援陣は淡々とゼロ行進を続ける。どうか投げるたびに万雷の拍手を送ってほしい。

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