2025年6月23日11時0分
中日対日本ハム 3回裏中日無死一塁、右前打を放つ上林(撮影・森本幸一)
<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>
中日の今季の交流戦が22日終わった。8勝10敗で4年連続負け越しに終わった。全18試合に出場した上林誠知外野手(29)は「ホークスがやっぱり強かった」と、しみじみと話した。3日~5日最初のカードで3連敗。いずれも先発が攻略され序盤で早々と試合の流れを作られた。
上林は3戦とも1番で出場したが13打数2安打の打率1割5分4厘、四球0と抑え込まれた。対するホークスの1番周東佑京内野手(29)は9打数6安打の打率6割6分7厘、4四球と打線を引っ張った。ホークス時代にともに戦った2人は同学年で連絡も取り合う仲だ。
周東 入った時にバリバリのレギュラーだった誠知を見ていて、やっぱりすごいなと。早く1軍で一緒にやれるようになりたいなと思っていた。敵にはなりましたけど、やっとそのステージに上がれましたね。
周東は東農大北海道オホーツクから17年育成2位で入団。1年目の18年、仙台育英から高卒で入り5年目の上林は143試合でキャリアハイの22本塁打をマーク。甲子園の元スターは遠く輝いていた。その後、右アキレス腱(けん)断裂などケガに泣かされ苦しんでいる姿も周東は見続けてきた。
周東 この前、(今季は)何か変わった? って聞いたら『いい時の感覚に戻ってきた。体の状態もよくなってきた』と。すごいと思いますよ誠知は。お互い1番でチームを背負って。やっぱりうれしいですよ。
周東にとっても、上林の復活は大きな刺激になっていた。上林も「佑京にはオーラがある。スターの」と、話す。快足で一気に試合の流れを変えられる、それをファンに期待させる、それこそがスターとして大事な要素だ。
上林は今季自己最多の15盗塁を決めている。22日にファン投票が締め切られた球宴では、20日の中間発表でマークシートにノミネートされていない中、セの外野3位に入っていた。周東は4月下旬から1カ月離脱した影響もあり票は伸び悩んでいるが、また上林と周東の共演を見たい。【中日担当=石橋隆雄】
ソフトバンク対中日 試合前、ソフトバンク周東(右)と肩を組んで話す中日上林(2025年6月3日撮影)
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