ナ・リーグ ドジャース3―5パドレス ( 2025年6月19日 ロサンゼルス )

試合後、取材に応じるドジャース・ロバーツ監督(撮影・小林 伊織)
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ドジャースの大谷翔平投手(30)が19日(日本時間20日)、本拠でのパドレス戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で3試合、13打席ぶりとなる右前打を放ったが、2点を追う5回2死一、三塁の好機では投ゴロに倒れるなど4打数1安打で先発の山本由伸投手(26)を援護できなかった。チームは完敗し、連勝が5で止まった。試合後、デーブ・ロバーツ監督(53)は大谷への死球に不快感を示した。
9回にドジャース・リトルがパドレス・タティスに死球を与え、これにたまらずパドレス・シルト監督がベンチを飛び出し抗議した。すると、ドジャース・ロバーツ監督もベンチを出てきて、両軍選手もグラウンドに集まる異例の事態となった。ドジャース・大谷もベンチを飛び出し、ブルペンにいたパドレス・松井裕樹も駆けつけ、両軍がにらみあった。両監督が退場処分を受け、警告試合となった。
2―5の9回2死三塁で迎えた第5打席で大谷をアクシデントが襲った。元阪神の守護神スアレスが3ボールから大谷の右肩付近に死球。警告試合となっていたため、スアレスは即退場。大谷は自軍ベンチに大丈夫だとばかりに手を挙げて制止するジェスチャーを見せて一塁に向かった。不穏な空気が流れる中、ドジャースは2点差に迫ったが、最後は松井に封じられて逆転はならず。山本は6回1/3で7安打を許しながら3失点と粘りの投球を見せただけに、打線の援護がなかったことが悔やまれる結果となった。
試合後、クラブハウスで着替えている大谷の右肩甲骨のやや下には赤く腫れており、湿布を貼って手当を行った。右腕を回して動作を確認する際には「痛ったー!」と声を出す場面もあった。17日のパドレス戦で死球を受けた右太ももには大きな青黒いあざが残っており、ここにも湿布が貼られていた。
デーブ・ロバーツ監督は、新人右腕リトルがタティスに与えた死球について「リトルが実質的にメジャーデビューみたいな登板で、何とか試合を終わらせようとしていた。イグレシアスに四球を与え、得点も入って、そしてタティスへの内角の速球が当たってしまった。明らかに、あれには“意図”はなかったと思う。あの場面に意図がなかったことは、誰が見ても分かるはず。私の反応を見ても、タティスに当たったことは本当に気分が悪かった。素晴らしい選手だし、良い人だからね。そして、彼(パドレス・シルト監督)が私に向かって叫び、にらみつけてきたことは、正直すごく不快だった。私は(野手の)スターターを交代させ、若手に数イニング与えて試合を終わらせようとしていただけで、それをああいう形で取られたのはとても残念だった。もちろん、当てられた方は良い気分じゃないと思うが、それでも意図があったかどうかは明確に違う」と故意死球を否定した。
一方で大谷への死球については「3ボールで、右投手がクロスボディで翔平(大谷)のインハイを狙って当てた。これは危険な投球だ。左打者の頭部付近に速球がくるなんて、そうそうない。明らかにそこには意図があったと思う。これはMLBが検証すべきこと。しかも、警告が出された後のことだからね」と故意に大谷に当てたとの認識を示し、MLBの調査を求めた。
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