
<神・ロ>6回、佐藤輝は空振り三振に倒れる(撮影・北條 貴史)
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【亀山つとむ 視点】阪神の4番・佐藤輝が4三振で打線のブレーキになった。9回の3球三振では球審との間に緊張が走った。判定に不満の態度を示し、球審は自信たっぷりの姿勢を示した。何か言ったら、即退場を通告されかねない雰囲気もあった。
ネット裏から見ていても、しっかりストライクだった。佐藤輝は性格も素直で憎めない選手。だからこそ、思ったことが所作に出てしまう。普通なら隠すはずのものが見えてしまう。阪神で4番を張るなら、そこは我慢して、凡打でも三振でも堂々としていてほしい。大山でも近本でも、判定への不満や「三振してしまった」というしぐさは見せない。そこは佐藤輝も学ぶ必要があるし、阪神の中軸としての心構えを首脳陣はしっかり伝えてほしいと感じた。
得点が1点だけで、大黒柱の才木頼みという展開はいかにも苦しい。これだけ黒星が続くと、僅差逃げ切りではなく、クリーンアップで相手をねじ伏せて勝つ形に持って行かないと、なかなか勝機は広がらない。
不幸中の幸いで、7連敗しても2位とのゲーム差は変わらない。今は阪神にとってシーズンで一番の谷間にいるのは事実だが、これを乗り越えたら、さらに強くなる。そう信じて切り替えてほしい。7連敗として捉えると重くなる。「6連敗プラス1敗」と線引きしても構わないと思う。 (スポニチ本紙評論家)
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