【オリックス寿賀弘都】高校時代には野球を諦めかけたことも…19歳左腕が語る覚悟とは

オリックス育成2年目の寿賀弘都投手(19)に話を聞きました。香川・英明時代は「香川の二刀流」として聖地を沸かせた甲子園の星。プロの世界では投手として鍛錬を積む19歳が掲げる目標とは? 入社3年目の中島麗記者が話を聞きました。



プロ野球2025.06.02 06:00

































































































高3の2023年に春夏甲子園4番で投手兼任

23年夏の甲子園1回戦、英明対智弁学園 英明2番手、背番号8の寿賀

23年夏の甲子園1回戦、英明対智弁学園 英明2番手、背番号8の寿賀

中島実は私が入社した23年夏の甲子園で取材させていただいたことがあります。当時は4番で、投手も兼任していました。英明高校のグラウンドはナイター設備があるものの、外野手用の守備位置がとれるほどの広さはありませんよね。練習試合もビジターが多かったんじゃないですか?

寿賀全部ビジターでしたね。対戦相手は県外が多かったんで、県外のチームとずっとバスで移動していましたね。時々香川県内ともありますけど、四国の他の県や中国地方で。バス移動は、めっちゃきつかったです。

中島なるほど。関西に来ることは?

寿賀何回かありましたけど、ほとんどが四国とか岡山でしたね。

中島高校時代は野手として試合に出ることが多かったですよね。実はこれ、家にあった雑誌を持ってきました。

寿賀えっ? こんな雑誌があるんですね。

香川大会決勝で先制2ラン

23年夏の香川大会決勝、英明対志度 先制2ランを放った英明・寿賀=2023年7月26日

23年夏の香川大会決勝、英明対志度 先制2ランを放った英明・寿賀=2023年7月26日

中島最後の夏は主に「4番中堅」で出場し、選球眼がよく、香川大会ではチーム最多の5試合8四死球。同大会決勝は、寿賀投手の2ランで先制していました。甲子園ではエースだった下村健太郎くんのお母様にも取材しましたよ。

寿賀え~ヒロコさんですか!? 

中島百々(どど、愛輝)君とかね。懐かしいですね。私も当時新人記者で。この雑誌を読むと、寿賀くんに関しては、打者であることがひたすら書かれていて…。

寿賀自分でもバッティングが得意だったんで…(笑い)。

中島そうですよね。寿賀投手自身は、センバツも含めて3年の春夏は甲子園の舞台を経験していますよね。高校時代の香川純平監督の教えはどのようなものがありますか?

高校3年間の成長コミュニケーション力

寿賀人とのコミュニケーションですね。僕たちの移動はバスじゃないですか。学校からグラウンドまで30分ぐらいあるんですけど、そこでバスの中で全員ミーティングするんですよね。ただ話すとかじゃなくて、結構ガチの本気のミーティングをするんで、そういうコミュニケーション能力や人との接し方は、3年間ですごい成長しましたね

中島そのバスでのミーティングのテーマは、監督さんが決める?

寿賀それも、ミーティングのために役割があって…。


本文残り69% (2740文字/3945文字)










1999年6月生まれ。名古屋市出身。竜党の家族のもとで育ち、大学時代は中日主催試合のボールガールのアルバイト(ベースボールメイツ)を務める。
大学卒業後は1年間、スポーツキャスター・ディレクターとしてテレビ局に勤務。23年に日刊スポーツに入社し、プロ、アマ問わず野球現場を取材。
至福のひとときは、休日の朝にアサイーボウルを作る瞬間。宝塚歌劇やハロプロ、淡路島が心の癒やし。


NPBHUB.COM | The Fanbase of Nippon Baseball & Nippon Professional Baseball