2025年5月18日20時43分
ソフトバンク対楽天 サヨナラ打を放った牧原大を出迎える小久保監督(撮影・梅根麻紀)
<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム:CATCH!!>
<ソフトバンク2-1楽天>◇18日◇みずほペイペイ
ソフトバンクがようやく借金生活からオサラバした。4度目のチャレンジで勝率5割復帰。延長12回のサヨナラ劇での白星は、今季の苦しい戦いを象徴しているかのようでもあった。延長戦は今シーズン8試合目。これまでは1勝4敗2分け。接戦で落としていた負の流れも、この1勝で断ち切りたいものだ。
「長かったねえ」。王球団会長も疲れた様子で一塁側ベンチ裏から出てきた。ジャスト4時間のロングゲーム。何度となくネット裏の球団室で拳を握りしめていたことだろう。「1-0で勝てると思っていたんだけどね」。サヨナラ劇での5割復帰に苦笑いだった。
巨人からトレードで獲得した秋広のバットが先制点の起点となった。5回1死からヤフーレの直球を右中間に運ぶ二塁打。捕逸で三塁に進むと7番山川が中犠飛。王会長も期待の新戦力の打撃に「うまく打ったね。これからもどんどん打つだろう。いずれホームランも出ると思うよ」と期待を寄せた。
チームも何としても勝ちたい試合だっただろう。王会長は20日に85歳の誕生日を迎える。借金生活のままでは祝いムードも半減していたはずだ。この日、日本ハムがロッテにサヨナラ負け。次カードは北海道で首位を走る日本ハムとの敵地3連戦。「昔はね、北海道といったら楽しみでね。行きたかったもんだけど、もうね。遠征? いやいや行きませんよ」。王会長はチームに同行せず、福岡に残ってチームの戦いぶりを見守る。「さあ、いよいよ首位との戦いだからね。頑張ってもらいましょう」。王会長は右手でガッツポーズを作って移動車に乗り込んだ。
王会長のバースデーを、上位浮上へ向けた大きなターニングポイントとしたいところだ。【佐竹英治】
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