今季初先発の2年目細野晴希(23)は6回91球6安打4奪三振で無失点の好投。
プロ初勝利とはならなかったが、本人にとっては収穫のある内容だった。
初回、左腕のコントロールが冴えわたる。先頭の廣岡には140キロのスプリット、続く打率ランキングリーグ2位の西川には136キロのカットボールを投じ、2者連続で見逃し三振を奪う。その後、連続ヒットから2塁1塁のピンチとなるが、5番太田をセカンドゴロに仕留め無失点で切り抜けた。
2回以降も多彩な変化球を操り、テンポ良くオリックス打線を封じていく。バッテリーを組んだのは、今季初出場の進藤勇也(23)。ファームで共に切磋琢磨してきた同期だ。
登板2日前に新庄監督から「キャッチャーは誰がいい?」と聞かれ、「もう決まっているんじゃないですか」とだけ答えたが予想はしていた。「自分が焦っているとき、(進藤は)積極的に声をかけてくれるので安心して投げられる」。6回2塁1塁のピンチも進藤のリードを信じて腕を振り、中川をハーフスイングの三振に仕留めた。
打線の援護が間に合わず、プロ初勝利はお預け。しかし背番号29は「ファームと一軍のレベルの差を感じた。特にフォークが捉えられて、新しい課題を見つけられた登板となった。それでもファームで取り組んできたことが通用した部分もあった」。次の登板で、念願の白星をつかむ。

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