2025年5月16日22時38分


















ソフトバンク対楽天 5回裏、ベンチから戦況を見守る小久保監督(撮影・林敢治)


ソフトバンク対楽天 5回裏、ベンチから戦況を見守る小久保監督(撮影・林敢治)


<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム:CATCH!!>


<ソフトバンク1-5楽天>◇16日◇みずほペイペイドーム

「勝率5割の壁」が分厚い。ソフトバンクが借金返済にまた失敗した。借金を抱えてからは3度目の挑戦で、苦手の楽天に完敗。この3連戦は「ピンクフルデー」と銘打った人気イベント。試合後には20発の花火がドーム内を彩ったが、むなしさが募った。

前日15日は主砲山川が入団して初めて「4番」から降格。7番に打順を下げ、4番中村の改造打線で完勝した。2戦連続でこの並びは変わらなかったが、うまく打線が機能しなかった。「どうもいかんなあ。ちょっと打線が淡泊だったね」。試合後、王球団会長も悔しがった。いきなり初回に2点を先制されたとはいえ、好機は何度もあった。8回まで毎回走者を出し、得点圏に送ったのは6度。それでも、7回に1点を返すのがやっとだった。

くしの歯が欠けるように主力が離脱。小久保監督も打線編成に頭を悩ませている。試合前。小久保監督は山川の4番復帰について「無双になったら戻すし、状態が上がったら戻す」と話した。

山川も復調に模索を続けている。前日から、これまで使用したことがなかった硬い素材と言われるメープル材の新バットで打席に立っている。柔らかい打感のホワイトアッシュ材にこだわり続けた男も、なりふり構っていられない。前日の8号2ランは新バットから飛び出した。グリップにはテープを巻いて握りの感覚まで微調整。この日も8回に中前打を放った。

やはり打線は「核」が必要。復調を信じ「4番山川」に据え直してもいいのではないだろうか。






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