
練習でキャッチボールを行うネルソン
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阪神新外国人のニック・ネルソン投手(29)が、きょう15日のDeNA戦(横浜)から1軍に初昇格することが14日、分かった。3月のオープン戦で下肢を痛めて緊急降板。以降は2軍で調整を続けてきたリリーフ右腕の、臨戦態勢が整った。
1軍合流を控えたこの日は、SGLスタジアムでの2軍の残留組練習で、キャッチボールやブルペン投球などで調整。デュプランティエと談笑する場面もあり、リラックスした様子で汗を流した。
開幕前は中継ぎの一角として期待されていたが、3月18日のヤクルト戦でまさかのアクシデントに見舞われた。6回から3番手で登板し、わずか7球で降板。下肢の精密検査のため帰阪し、以降はリハビリを続けていた。4月30日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦で実戦復帰を果たし、1回を1安打無失点。ここまで2軍戦4試合に登板して無失点投球を続けており、ソフトバンクから巨人に移籍したリチャードも2打数無安打に抑えていた。
今春のキャンプでは昨季取得したというナックルボールをブルペンで披露。捕手を務めた坂本は「サッカーの無回転のシュートみたいな感じ。キーパーの正面に飛んでくるけど、どっちに曲がるか分からない」と驚がくの表情を浮かべていた。最速158キロの直球を主体にした本格派ながら、大きく揺れて落ちる「魔球」にも注目が集まる。
島本が左上肢の張り、漆原がコンディション不良を訴えるなど、救援陣には4月末から故障者が出ている。また、同じ助っ人のゲラも不調で離脱しているだけに、ネルソンへの期待は大きい。
「自分自身の投球をすればそれで十分だと思いますし、自分の投球ができてくれば、そういう(中継ぎでの)場所も確保できるかなと思います」
12球団トップの救援防御率1・52を誇る猛虎のブルペンに、さらなる厚みを加える。
◇ニック・ネルソン 1995年12月5日生まれ、米フロリダ州出身の29歳。16年ドラフト4巡目(全体128番目)でヤンキースと契約。20年8月1日のレッドソックス戦でメジャーデビュー。24年はフィリーズで4試合、傘下の3Aで34試合に登板。メジャー通算74試合で5勝4敗1セーブ、防御率5・20。1メートル85、92キロ。右投げ右打ち。
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