
笑顔を見せる阪神・前川
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阪神・前川右京外野手(21)がスポニチの独占インタビューに応じ、4年目シーズンへ向かう意気込みを語った。今季は佐藤輝、森下、大山と並ぶ新クリーンアップトリオの後ろに控える6番を任される予定の若武者。「その数字を求めていきます」と球団高卒4年目以内では1993年新庄剛志以来となる勝利打点10を目標に掲げるとともに、「確実に達成したい」と自身初の規定打席到達をノルマに設定した。
――高卒4年目のシーズンを迎える。今の心境は。
「開幕戦は確実に緊張すると思います。オープン戦までは良くても、急に調子が悪くなることもある。不安な気持ちもありますね。もしかしたら不安の方が大きいかもしれない」
――ポジティブな考え方の選手もいれば、その逆もいるが。
「僕は一番下(マイナスのメンタル)から入りますね。自信はもちろんありますけど、一番下のところから入って結果、悪かった時に“想定通りだな”と思う方が気持ちの切り替えができます。打てる、打てる、と思って、打てなかった時のメンタルの方がしんどいのかな、と」
――昨年の巨人との開幕戦に続いてスタメンの可能性が高い。
「去年は1打席目にヒットが出て、めちゃめちゃ気持ちが楽になりました。それが理想なんですけど、うまくいかないこともある。悪い方(打てないこと)を頭で想定しながら開幕戦には入りたい」
――打順は6番。前を打つ選手が昨年から変わってくる中での役割をどう果たす。
「ランナーをしっかり本塁へ還すこと。凡打でも最低限、ランナーを進めることが大事だと思っています。例えば1死三塁で三振、内野フライで次の打者に任せるのではなくて自分が内野ゴロ、犠牲フライを確実に打てるような仕事をしたいです」
――凡打でも1点が入ればチームの勝利につながってくる。
「ネクストバッターズサークルで“局面がこうなったら、こうしよう”とか頭を整理して打席に入るようにしています」
――チームで言うと、大山選手などが勝利打点へのこだわりを持っている。前川選手は昨季「8」だった。
「その数字は求めていきます。去年が8なら最低10個はいけるようにしたい。勝利につながる一本というのを求めていきたいですね。できるだけ多くできるようにしたいです」
――普段から成績はあまり言わないと思うが、自分の中では設定する数字はある。
「それはあります。あくまで去年は2試合スタメンで出て1日休んで、また2試合出て1日休むというのが多かった。ある程度、首脳陣の方に配慮していただいて去年の成績が残せた。去年、6試合連続で出た時、体は正直凄くしんどかったです。体が疲れてきた時に試合に出て残した成績が本当の数字だと思います。そういう意味では規定打席は確実に達成したい。そこで見えてくるコンディション調整のやり方とかが、年間を通して見えてくると思うので」
=(下)へつづく=
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