西武打線ガラリ!チーム打率.276でOP戦2位浮上 実績豊富な外様コーチ2人が脱貧打の光明に

西口監督(C)日刊ゲンダイ

 ひょっとしたらひょっとするーーそんな期待を抱きたくなる西武の変貌ぶりではある。

 リーグ最下位に沈んだ昨年は、143試合で91敗を喫する大惨敗。チーム打率は、12球団ワーストの.212と貧打の前に「超」がつき、5月には松井稼頭央監督が休養に追い込まれた。

 それでいて大きな補強はなく、極貧打線は手つかずのまま。嫌でも長期低迷がチラつく中、21日のDeNA戦に2−0で勝利し、7勝3敗2分けでオープン戦2位に浮上したのだ。

「チーム打率.276は阪神に次ぐ2位で、昨年とは打って変わって少なくともヒットは出るようになった。西口二軍監督を一軍監督に昇格させ、鳥越ヘッドコーチ、仁志野手チーフ兼打撃コーチを招聘。実績豊富なこの外様2コーチの存在がもちろん大きい。鬼軍曹役の鳥越ヘッドが厳しく練習メニューを見直し、理論派の仁志チーフが選手個々に合わせてきめ細かく技術指導。貧打克服に光が差し込んでいる」(球団OB)

 当初は、その鳥越、仁志コーチと1歳下の西口監督との関係を心配する声もあった。

「投手出身の西口監督は野手に関しては門外漢。復帰した立花打撃コーチも14歳上で、遠慮が先に立ってやりにくいだろうと懸念された。それが、実際は攻撃に関しても自分の考えをはっきりと伝え、的確に指示を出しているという。二塁でゴールデングラブ賞2度の外崎の三塁コンバートを決めたのも西口監督で、二塁にこだわりのあった外崎を〝その分、打撃に集中して欲しい〟と説き伏せた。昨年、打率.227と低調だったその外崎がオープン戦で.367と好調だからね」(同)

 あくまでオープン戦とはいえ、チーム防御率は断トツの1.70 。台風の目になりそうな雰囲気はある。

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 今春キャンプで日刊ゲンダイは鳥越ヘッドコーチを直撃。指導論などについて、赤裸々に語ってもらった。そこで明かされた信念とは。

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