2025年3月16日17時57分


















ソフトバンク対日本ハム 1回表終了後、ベンチで倉野コーチ(右)と話す上沢(撮影・岩下翔太)


ソフトバンク対日本ハム 1回表終了後、ベンチで倉野コーチ(右)と話す上沢(撮影・岩下翔太)


<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム:CATCH!!>


<オープン戦:ソフトバンク3-8日本ハム>◇16日◇みずほペイペイドーム

リーグ連覇を狙うソフトバンクにとって、今年も新庄ハムは何とも不気味な存在と感じさせる試合だった。先発マウンドに上がった新加入の上沢にとって初の「古巣登板」。3回までに9安打を許し5失点。残り2イニングは1四球の無失点に抑えたものの、公式戦ではKOだったろう。移籍直後に新庄監督の「教え方を間違えた」などの発言もあって、何かと注目された初対決だったが、好投で古巣に恩返し? というわけにはいかなかった。シーズンに向けて最終調整の段階。開幕カード3戦目の先発マウンドまでジャスト2週間。しっかり総仕上げしてもらいたいところだ。

「敵意」むき出しだったかどうかは黒いマスクの下の新庄監督の表情はうかがえなかったが、足を絡めた作戦に加え、途中出場の万波がカード2本目となる2ラン。日本ハム打線は攻撃の幅も広い。試合後の小久保監督も「(日本ハム打線は)強力、強力。後から出てくるメンバーの層の厚さもあったね」と大きく息を吸い込んだ。

昨年は91勝を挙げ独走Vを果たした小久保ホークスも、対日本ハムは12勝12敗1分けの五分。5球団の中では唯一勝ち越すことができなかった。対戦防御率3・41も5球団の中では最低。日本ハムはバックアップの選手たちのレベルも上がってきているだけに何とも侮れない存在だ。ここ数年、ホークスのチーム補強の柱になっているのは近藤、有原、上沢の日本ハムを「源流」にした選手たち。必勝を宿命づけられ、連覇&日本一は当然の目標とはいえ、新庄ハムに負け越すわけにもいかないだろう。

そんな思いで見つめていたこのカード3連戦も1勝1敗1分けのドロー。オープン戦だから選手起用や、戦術なども本番モードではないことは十分理解しているが、ホークスになかなか「新顔」が登場しないのも現実。さらに最大の課題だった「正捕手」争いも海野の故障もあって、モヤモヤが晴れない。あ、いけない。ネガティブ思考はやめておこう。【ソフトバンク担当=佐竹英治】




ソフトバンク対日本ハム 1回表終了後、ベンチ裏へ向かう上沢(左)。右は小久保監督(撮影・岩下翔太)


ソフトバンク対日本ハム 1回表終了後、ベンチ裏へ向かう上沢(左)。右は小久保監督(撮影・岩下翔太)






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