オープン戦   オリックス1―5巨人 ( 2025年3月7日    京セラD )

<オープン戦オ・巨>4回、打者門脇の時降板する山下(左2人目)
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 オリックス・山下の緊急降板に観客席はどよめきに包まれた。4回無死二塁で甲斐を見逃し三振に仕留めた直後だ。厚沢投手コーチとトレーナーがマウンドへ。5年目右腕は自力でベンチ裏に退くも、再びマウンドに姿を現すことはなかった。

 岸田監督は「ちょっと腰に違和感が、という感じですね。(山下は)“いける”って言ったんですけど、大事を取って代えました。出力も出ているんで、そんな心配するほどではないと思うんですけど、無理するところじゃないんで」と説明した。

 当初は80球を予定しながらも61球で降板。「宮崎の時からちょっと。全然大丈夫な状態なんですけどね」。指揮官は春季キャンプ終盤から若干の違和感があったことを明かした。今後は8日以降の状態を見て判断することになる。

 初回に最速156キロを計測した一方で、3回以降は直球の球速が150キロ前半にとどまった。厚沢投手コーチは「腰を気にする様子があったので。気にした仕草はやっぱり見逃しちゃいけないし、止めるのも仕事なので止めさせてもらいました」と説明。「出力も上がってきていて、京セラのマウンドはやっぱり硬いんで。宮崎と違って、腰の負担もかかる。どういう風に付き合えるのか、また一からやらなきゃいけないのかは、明日以降の状態にもよる」と続けた。

 今春は試合前時点で3度の実戦で計7回無失点、13奪三振。開幕ローテ入りへ、順調な仕上がりを見せていた。昨年10月に第三腰椎分離症を再発させているだけに、今後の状態は気がかり。山下本人は「多少我慢してもやれるぐらいの状況だと思っているので、投げました。ひどくはなってないですけど、監督が安全を考えて止めてくれました」とし、「明日からリカバリーも含めて、開幕を見据えてやっていこうかなと」と先を見据えていた。 (阪井 日向)

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