練習試合   オリックス3―1ロッテ ( 2025年2月26日    SOKKEN )

<オ・ロ>9回、力投する東松(撮影・岸 良祐)
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 オリックス・2年目の東松が開幕1軍入りへ、またもアピールに成功した。

 1軍では今季リリーフ起用が想定されている左腕は、前回21日のセガサミー戦前に厚沢投手コーチから「松井裕樹だと思って投げろ」と指令を受け、2三振を奪うなど1回を3者凡退。この日は同コーチから「モイネロと思って…」と、ソフトバンクの助っ人左腕を引き合いに出され、2点リードの9回のマウンドに上がった。

 昨季はウエスタンで7登板にとどまった若武者にとって、1軍レベルの打者と対峙(たいじ)するのは初。「素直に、力が入りました」と力みはあったが、それでも臆することなく相手打者に立ち向かった。先頭の山本を直球で右飛。続く池田にはフルカウントから四球を与えるも、山口の打席でワンバウンドの隙に二塁進塁を狙った池田を、捕手の福永が正確な送球でアウトにした。最後は山口を切れ味鋭いスライダーで空振り三振に。力強く拳を握り、堂々とマウンドを降りた。

 「福永さんが(走者を)刺してくれて、気持ちがまた乗った。ランナーがいると警戒しながら投げるので、違う結果になっていたかもしれない。しっかり向かっていって、結果的に三振を取れたのが一番よかった」

 最速148キロを計測した直球に加え、この日はカウント球で使ったフォークでも2度の空振りを奪い、「福永さんにも“フォークいいな”と褒めてもらえた」と手応えを深める投球に。今キャンプで東松をA組(1軍)に抜てきした岸田監督も、「宮崎シリーズとはいえ、1軍のマリーンズ(ロッテ)相手に堂々と投げていた。投げっぷりもよかったですし、期待できますよね。このままいけば…というところに見えました」と称賛した。

 「開幕(1軍)に残れたらいいなという思いが、(登板後に)より強くなった。左の枠を勝ち取っていけるように、頑張りたい」

 サウスポーの先輩としてグラウンド内外で尊敬の念を抱く宮城、曽谷の後を受けて登板し、「夢みたい。1軍でも実現できれば…」と、シーズン本番での先輩2人との直接リレーを思い描いた。理想を現実にするために、さらなる好投でつかんだ自信を確かなものにする。  (阪井 日向)

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